6月24日 アニメ「どろろ」最終回でした。


まだ寒い新春1月から始まって。
3月には舞台「どろろ」が大阪から開幕して。。
いやあ....どろろが始まるんだ!しかも舞台になるんだ!アニメと舞台の両方の展開なんだ!とワクワクしていたのがついこの間みたい。

私の幼児期のトラウマはなんとか払拭され、笑
12月には「先行上映会」が日比谷であり。
今年1月にはTVアニメ、オンエア開始されました。
まあ序盤かなりまで 笑
百鬼丸の喋らないことったら!

LINEのスタンプです
いつ喋る?
いつ笑う?
...な状態で待っていたら、
予想以上に衝撃的だった「みおの回」
全然大丈夫じゃないよ、ミオさん

涙で見れなかった。。
こころを通わせていたミオの亡骸を抱えて
声にならないような声...
振り絞るような声で初めて口にした言葉は
「ミ....オ..」
でした。。

な、泣いた。泣いた。。
百鬼丸もどろろも泣いたけど、観てる者も泣いたよね。
あのミオの種籾がゆくゆくこの最終回のエンディングで黄金色の景色となっているんだろうな...と想像したわ。
そう繋がったのよね。。
舞台では時間内に集約しないとならないため、
各キャラクター同士の繋がり、絆の部分や
その言葉、台詞の持つ意味は限られた経過の中でこちらも感じ取り理解していく作業になったんだけどね。
アニメでは、登場キャラクターも多くて。
例えば多宝丸の子どもの時からの従者、兵庫と
陸奥が登場することによって
多宝丸のこれまでの生活がより明確になる部分があって。
単に順風満帆にお坊っちゃまできただけではなくて、寂しさを兵庫と陸奥がいることで昇華させてこれたんだな...とか、多宝丸の情緒の変化も深みが出たんですよね。
鬼神と取引してまで百鬼丸を倒そうとしたのも、醍醐の国を守る意味合いだけでなく、実は百鬼丸に敗れていった陸奥と兵庫の仇討ちをしたかったのでは、と思わせる場面があるの。
また、
どろろの両親の亡くなり方までは舞台ではできなかったので、やはりアニメであの2クールぶんで描き切ったことはとても大きいです。
台詞も多く、いろんな妖怪と戦うし、どろろも百鬼丸も成長していくし変化がわかるのね。
楽しかった!
舞台は舞台でもちろん、あれ以上の終わり方はないと感じましたし。
アニメの表現できる限りのことを全て見せてくれたようで、TVのどろろも大満足でした。
最終話は、やはり最高に持ってきましたね。
どろろと百鬼丸の関係性を、原作手塚先生の描いた世界観やキャラクターイメージからかけ離れないように留めてくれたんだと思います。
それは原画の百鬼丸とどろろを知っているとわかるのですが、
完全に青年と児童です。
今作のアニメ「どろろ」も舞台「どろろ」も、どろろと百鬼丸が原作より年齢差がないような印象。。
なので、もともとこの二人のバディ感は兄、妹のようなものだと受け取っていましたが、どろろが成長したら恋愛対象に変換されるのでは?
といった声を初めて聞いたんですよね。
周りから。
わたし的には、ちょっとそれは違うような気がするのですが
まあ想像は自由という人もいましたのです。。

たしかに舞台版でも百鬼丸はどろろを初めて目にした時「どろろ、お前キレイだな」と言います。
アニメでは、シチュエーションが変えてあって。
井戸から引き上げられながら、初めて空を見た百鬼丸は、まず空を「キレイ...」と言い、その次にどろろを見て「どろろ、キレイだな」というの。
だから、初めて目にする空の美しさ、
そして生きたどろろの美しさ、
百鬼丸の心の目で見ていた頃からキレイに見えていたどろろの魂だけど、生きて輝ける命とその姿を初めて見て、広がる空と同じように「キレイ」と思わず表現したのね。
...って受け取れる。
アニメのどろろは、血は争えないかのようにあの年齢にして、リーダーシップを発揮する。
百鬼丸かそれ以上の年齢に見える農民と組み、村づくりに励みそうなエンディングだった。
なので、走るどろろが歳を重ね成長していく姿をみることができるのだが、
母の面影と、どことなくミオにも似ていそうだな、と思ったのは私だけかな?

↑
走る成長したどろろ。
ミオよりは勝気そうだね?

良い笑顔だよね。百鬼丸。

人の顔と姿だと思うよ。。
エンディングでは、走るどろろの行く手に、こんなふうに百鬼丸が佇んでいて振り返る.....
ところで終わります。
まだまだ戦国の世だということだから、この豊かな土地も、成長したどろろや穏やかな百鬼丸は、互いの想像でしかないのかもしれない。
視聴者の見たい姿と風景なのかもしれないね?
でも明確に作り込んだラストじゃなくて、
私は良かったと思う。
このくらいファジーで実は一抹の不安もありながら、希望で終えてるところが嬉しい。
舞台は、大阪、東京、三重、と観に行きました。
アニメは全話観ました。
よいオトナなので原作や初代アニメも観た私がこんなに感動したのだから、やはり制作側の原作へのリスペクトがちゃんと発揮されたのでしょう。
冒険部分もありつつ、
ベース維持!
舞台が素晴らしかったのも、またほんとうにアニメを漏らさず観る気にさせたので良かったかと。
拙いどろろの感想でした!
アニメでみると、縫いの方の愛情もものすごく伝わるものがありました。
(舞台もよくぞあの尺に収めましたよね?)
醍醐景光も、どちらも良かったなあー!
百鬼丸の台詞で好きなのは
「み....お....」と
「多宝丸!」←最後多宝丸が倒れた時
「あったかい...」←母上に抱きしめられた時
これら最高でした。。大好き。。
そして過去トラウマになっていた
どろろと母の炊き出しシーン!
器がなくて、おっかちゃんが手にお粥を注いでもらうシーン。。

やはり悲しくてやりきれなくて辛かったけど、あの初代の絵より、多少明るみがあったと感じました。悲惨さの面で少し緩和されていたと思う。
ああ、、現代向きになっていて良かった。。
追伸)
わたし、鈴木拡樹氏のFC会員限定イベに30日だけ参加することできるんですが。

4回ミーティングあるうち、どろろのお話聞けるの何回の部かなあ?
前回は舞台の上演順に振り返りをしていたので。
でもどの舞台も番組も映画も楽しみだから良いか

ご褒美なんですと。。
実は母が、要介護1からいきなり!
要介護3に上がり







すごい進み方なんで

先日、SAMURAI買いたくて
相方がWEBでカップ見て買うか悩んでたわたしに「買ったげよか?」と。







最近寝落ち多いから心配されてたらしい。自分。
こりゃ長期旅行はないな。
と、決意新たにしたみいほ。
ファイトー
