
メニューバーの作成も、ツールバー作成と同様に
メモ帳を開き、メニューファイル(***.MNS)を作成します。
※【基本】3.メニューファイル作成/登録参照
※メニューバー用メニューファイルは
ツールバー用メニューファイルとは別に作成しておくと、修正時に便利です。
メニューバーの場合は
以下の様に、ツールバー作成とは若干異なる記述をします。
//
// AutoCAD LT メニュー ファイル - D:\AutoCAD LT2000\TEST\mtest.mns
// ↑mnsファイルの保存場所を、パスで指定
***MENUGROUP=MTEST
↑mnsファイル名を書く
***POP1 ←メニュー項目No
[メニュー1(&A)] ←メニュー項目名
↓[実行キー/マクロ名]記入
[&a/***]^C^C
[&b/***]^C^C
[--] ←メニューの区切りを示す
[&c/***]^C^C
***POP2 ←メニュー項目No
[メニュー2(&B)]
↓段落変更時「->」付加
[->&A/メニュー2-1(&A)] ←段落名記入
[&a/***]^C^C
[<-&b/***2]^C^C
↑段落変更終了時「<-」付加
[->&B/メニュー2-2(&B)] ←段落名記入
[&a/***]^C^C
[<-<-&b/***]^C^C
↑段落付メニュー終了時「<-<-」付加
***TOOLBARS
//
// AutoCAD LT メニュー ファイルの終わり - D:\AutoCAD LT2000\TEST\mest.mns
// ↑mnsファイルの保存場所を、パスで指定
※^C^Cの部分に、それぞれのマクロを記入
この様に記述し、検索パスの通ったフォルダへ
名前を付けて保存します。 例)mtest.mns
その後、AutoCADの画面上部メニューより
【ツール】→【カスタマイズ】→【メニュー】にて
"メニューカスタマイズダイアログ"を開きます。

【メニューグループ】タブの【ファイル名】に、メニューファイル名"mtest"を書き
右下【ロード】ボタンを押して、ロードすると
【メニューグループ】に"MTEST"がロードされます。
その後、【メニューバー】タブを選択し

【メニューグループ】リストから"MTEST"を選択すると
左下【メニュー】に選択した"MTEST"のメニューが表示されます。
尚、右下【メニューバー】には、現在表示中のメニューが記述されています。
挿入したいメニューを、左下【メニュー】から選択し
右下【メニューバー】で挿入位置を指定し、真ん中の【挿入】ボタンを押すと
メニューが挿入されます。
この時、挿入位置は
右下【メニューバー】の、指定したメニューの1つ上に挿入されます。
メニューを挿入し終えたら、【閉じる】ボタンを押し
"メニューカスタマイズダイアログ"を閉じます。
これでメニューバーに、新規作成したメニューが表示され使用可能となります。

ツールバー作成と同様に、メニューバー作成方法は
必ず覚えておきましょう。
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