可愛い紫陽花
見頃ですね。
毎年見慣れた花だけど
やっぱり見とれてしまうなぁ・・・
この紫陽花はどちらも
南青山にて。
友人の娘さんの絵を見に
お洒落~なギャラリーカフェへ行ってきまして
そういえば近くに
大昔働いてたカフェ
というより喫茶店?があるなぁと
チラッと前を通ってみたところ・・・
もうリニューアルされており
お洒落な見た目に。
しかも
沢山のお客さんが入店を待っている
えええ・・・?
いつの間にそんな店に
たまたまか?
とググってみたところ
たまたまではなく
平日でも待つのが当たり前の店なんだそう。
ほおお~・・・
そんなことになってたんだ~
ま
かなり昔のことだもんね
そりゃ
かわるよね
うんうん
なるほどね・・・
などと
なんだかよく分からないことを
心の中で呟きながら
静かに立ち去りました(笑)
近くに咲いてた紫陽花を
なぜか記念に撮って
それと先日
宇野亞喜良展に行ってきました
こちらは
入場前にズラズラズラ~~~・・・と
ディズニーランドかな?
みたいな長蛇の列
心が折れそうになりましたが
なんとか入場
ワタクシ世代だと
いろんな所で目にしてきた
宇野亞喜良のイラスト。
ポスター、広告、本
特に劇団天井桟敷をはじめ
演劇の宣伝美術で
当たり前のように見てましたが
改めてその天才ぶりに驚愕。
ちょっと普通じゃない。
普通じゃないものを
普通に見てきたのだなぁ・・・
と
そのことにもビックリ。
街に溢れていた
彼の作品を
今あらためて鑑賞する
そして何度もビックリする
そんな展覧会でした
キュートでお洒落で
かっこよくて独創的で
エロティックで毒気があり
とにかく美しい世界
毎度のお楽しみ
美術展のあとのグッズコーナーでは
オリジナルTシャツやバッグなど
ときめくんですが
当然、少し割高と言いますか
結局いつもお値段的に
ポストカードしか買えないという・・・
でも今回
そのポストカードが素晴らしくて
大きさが違ったり
紙質も良くて
発色も美しくて
何枚も買ってしまった~
宇野亞喜良
御年90歳
過去の人ではなく
全然現役。
それも含めてもう
驚きしかないですね
選ばれし天才の存在を思い知ると
いきなり虚しさに襲われたりもしますが
凡人は凡人なりに
希望を失わず(笑)
何らかのことが出来やしないかと
やや無駄な努力をするわけで
しつこく俳句と短歌に取り組んでおりますよ
ええ
やりたいことが少ない人間ですが
やりだすとしつこいです
NHK俳句テキスト6月号は
4週ともきれいにスルーされ
全滅でした
が、しかし
NHK短歌テキスト6月号には
3首も載っておりまして
快挙快挙と喜んで買ってきました
まずは俵万智先生の「手紙」で
なんと佳作秀歌に選んでいただきました
すみませんでしたと書かれた便箋にパンダころころ転がっている
反省しとるんか?
っちゅう手紙ですね(笑)
かわいいパンダのレターセット
自分でも持ってたけど
どこいったかな
大森静佳先生の「アクセサリー」は佳作。
赤錆の鉄の階段カンカンと下りる私に似合うピアスだ
さて
どんなピアスでしょう?(笑)
ちょいとかっちょいい歌になったかな?
解釈によってはフランス映画っぽくね?(笑)
でもまぁこれは
どちらかと言えばやさぐれた歌。
このピアスは多分
ダイヤやパールの一粒ピアスみたいな
本物ジュエリーじゃないね
ましてやブランドものではないね
安物の大ぶりなピアスを揺らして
錆びた階段を駆け下りていくのだ。
そして枡野浩一先生の「はじめまして/こんにちは」
こちらも佳作。
久しぶりと言いたいけれどはじめましてですよね九組まであったから
これはまさに実感で
ワタクシ中学も高校も1学年9クラスあったんで
同窓会に行っても
半分以上、誰だか分からないという(笑)
そんな歌でした。
そんでもって
このテーマには・・・ななななんと
その9クラスもあった高校の同期生の歌が
同じく佳作欄にあるのを発見
彼女はずっと短歌をやっていて
ここにもよくコメントくれるんですが
いや~
まさかNHKテキスト誌上ででご一緒できるとは・・・
あ、もちろんはじめましての同期生じゃなく(笑)
演劇部で共に頑張っていたのです。
とーいとーい昔のことですが
この歳になり
急に短歌をかじり始めたワタクシ
時を超えた不思議なご縁に喜んでます
NHK以外の俳句では
週刊金曜日
櫂未知子先生の金曜俳句で
なんと掲載されてました
やった~
兼題は「蛸」
墓じまひ決まりし夜や蛸を切る
烏賊よりも蛸の方が
墓じまひには似合うのかも・・・って
先生のコメントいただき感激。
ちなみに
墓じまいは決まってません。
でも
お墓ってなんだろう?
お墓って要るのかな?
未来永劫続かないよね?
みたいなことは
しょっちゅう考えてます。
サンデー毎日も
佳作で一句掲載
兼題は無季の「長」
母の日の長財布まだ箱の中
季語は母の日ですね。
たまたまこの句を知った友達が
プレゼントしそびれて保管したまま
何年も経ってしまった財布を
イメージしたと言ってました。
なるほどなぁと。
ワタクシ的には
プレゼントしたのに使わずに
まだ箱のまま引き出しにしまわれてる財布を
詠んだんですが
確かにどちらの解釈もアリだなと
発見でした。
あと
貰った、あげたとか書いてないので
プレゼントした方なのか
された方なのか
っていう違いもあるよなぁ・・・と。
された方なら、もったいなくて使えない・・・
とか
した方なら、気に入らなかったのかな・・・
とかね。
俳句ポスト365
「山笑う」は並選
法話まだ終はらぬ気配山笑う
山笑う・・・
ムズイ
住んでるとこのせいにはできないけども
山とかないし・・・
何とか地方に行った時の記憶で
作るしかなく・・・
俳句は常にそこが厳しい。
通販生活の「俳句生活」
兼題「霞」は「人」
通夜明けのあんパン甘し朝霞
兼題「花見」も「人」
爛漫といふ退屈にゐる花見
兼題「蜂」も「人」
蜂入り出て行くまでの牛丼屋
以上、「人」三連発でした
それにしても
墓じまいだ法話だ通夜だと
結構ネタが偏ってますな(笑)
でも
やっぱりこれも世代的リアルと言いますか
そんなことばかりになっていくんですよねぇこれが。
楽しい話が減って
死にまつわることが増え
しかし、だからこそ
俳句にさせていただきます
という姿勢で
乗り切るのもアリかと。
ここまでまたまた
読んでいただきありがとうございます
一応
精進の記録と言うことで
さて・・・
最後に大ニュースです
来たる6月16日(日)
EテレのNHK短歌にて
ワタクシの短歌が放送されます~~
短歌、二度目の入選
まさかまたテレビで取り上げていただけるとは・・・
しつこいといいこともある
大森静佳先生の「鏡」の回です。
日曜日は早朝6時からなんですが
6月20日(木)の再放送なら
午後2:10からです。
告知がギリギリになってしまいましたが
もしよかったら
ご覧ください