「いばらき自民党 政務調査会 茨城県犬猫殺処分ゼロを目指す条例に関する意見交換会」に出席させていただきました。
条例ができるまでに3回。
そして、条例施行後は今回が初めてで、合計4回。
ありがたいことに、けいせつ基金代表として、これまで全ての回に参加させていただいています。
今回の会合のメインは、6,420万円の予算についての説明。
しかし僕にとっては、まだハッキリと姿を現していない「ふるさと納税」のことが一番気になっていました。
既に得られた情報では
↑これ、読めるかな？
犬猫殺処分ゼロを目指す環境整備事業
2,220万円…①
譲渡犬猫の飼育管理費補助事業
1,200万円…②
譲渡犬猫の不妊去勢手術実施事業
3,000万円…③
③は、非常に稀なことだそうですが、予算が成立した後にさらに増額された予算です。
「不妊去勢手術実施事業」ということですので、けいせつ基金としては一番気になる項目でした。
しかし、頭に「譲渡犬猫の…」という言葉がついています。
これはどういうこと？
この資料によると
【事業内容】
茨城県動物指導センターから団体等に犬又は猫を譲渡する際に、希望により不妊手術を実施
…ということです。
センターに収容された犬猫が対象ですね。
で？
肝心の、けいせつ基金が望むような、雑種の犬の不妊去勢手術費用はどこに書いてあるかというと…
実は無い。
全く無い。
どこにも書いてない。
…と、なんだか心配な雲行きに見えますが、だけどここまでは、今日を待たずして既に資料を見てわかっていました。
「おい、けいせつ、大丈夫なのか？」
と心配した方も多いのではないかと思いますが、決して強がりではなく、僕はあまり不安を感じていませんでした。
もちろん、僕だけ特別な裏情報みたいなものを握っていたわけではありませんよ。
だけど、雑種の犬の不妊去勢手術について、全くのゼロ回答などあり得ません。
今回の条例は、議論を重ねるうち、猫に対する項目がうんと増え、犬の記述が寂しくなっていったのですが、元々今回の条例のスタート時には
「まずは犬。問題が根深い猫はその次」
だったのです。
それに、6,400万円の予算なんて、そもそも予定に無かったものです。
県議会議員の先生方が頑張ってくださって、思いがけないプレゼントになったわけで、もちろん大変ありがたいのは言うまでもありませんが、そもそも無かった部分ですから。ここに雑種の犬の不妊手術費用の財源が無くても驚きません。
僕は特に楽観主義者ではありませんが、どう考えてもゼロのはずがない事が、全く書かれていないことに、むしろ希望を持っていました。
ほら、何かの結果発表で、一番最後にグランプリの発表があるように(^^)
僕は、まだ名前が呼ばれていないことにワクワクしていました。
そして！
僕の楽観は間違っていませんでした。
今日、ハッキリと
「犬猫の不妊去勢手術費用は『ふるさと納税』を利用する」
と明言していただきました。
やったぞ＼(^o^)／
もちろんこのことを、ブログに書いてもよろしい…とのお許しも得ました(^^)
これから茨城県は
「不妊去勢推進派のふるさと納税」
をどんどんアピールできます。
もっとも、4月1日からふるさと納税サイトには出ているようなのですが、まだ突貫工事の感が否めず、本格的に全国の皆さんにお願いできるようになるには、もう少し時間が必要なようです。
しかし、それにしても5月中のことだと思いますよ。
助成の対象や金額、助成の仕方等の具体的なことは、まだひと揉みもふた揉みも必要ですが、ふるさと納税を不妊去勢手術費用助成のために使うことだけは、間違いありません。
けいせつ基金は
「3,000円限定、お一人様1回限り」
を原則にしてご支援をお願いしてきましたが、どうか皆さん、お願いです。
茨城県が「不妊去勢推進派のふるさと納税」を本格的に始動した時には、是非ともでっかく応援をよろしくお願いいたします。
不妊去勢についての考え方、フィロソフィーは自由です。精神の自由は日本国憲法でも保証されています。
考え方が違う相手の考え方を変えるのは、非常に困難なことです。
もし
「動物愛護に不妊去勢はmustである」
とお考えでしたら、是非とも茨城県を応援してください。
必ず結果でお返しできると思います。
よろしくお願いいたします。