Bobby Caldwellよ 永遠に④(最終回) | すねーくおるふぇのくの あくまでおっさんの独り言

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80年代をこよなく愛するオッサンの独り言。新しい話題にはついていけません。

昨年の今日亡くなったボビコーさんの特集を結果的に4回に渡って書いてきましたが、

その間に亡くなる方の多い事よ・・・

 

今度はエリック・カルメンさんです。

 

彼の音楽を色々聴いてきたわけではないのだけど、

「All By Myself」は絶対誰もがどこかで聴いている曲だし、

自分的には、一番洋楽を聴いていた時代に売れていた「Hungry Eyes」という曲も懐かしい。

これは当時なぜかアメリカでアホみたいに売れていた『Dirty Dancing』という映画のサントラからのカットで、

オールディーズとか中心に収録されていたようなんだけど、

アメリカではアルバムも何週も1位になっていて、

確かジョージ・マイケルの『Faith』とか、

U2の『The Joshua Tree』とか、

Bon Joviの『Slippery When Wet』とか、

モンスター級のアルバムが同時代に売れていたと思うけど、

その中でも売れていたサントラだったと思う。

年間でも凄い上位だったと思う。(面倒で調べていません)

多分日本では「はあ?」って感じの扱い。

当然当時高校生のワシなんかも「何これ?」って思ってた。

 

でも「Hungry Eyes」だけはなんか耳障りが良くて、

小林克也さんが紹介する声と共に記憶に刻まれている。(ベストヒットUSAね)

 

とにかく、ご冥福をお祈り致します。

 

ホント、この1週間でどれだけ祈った事か。

マジで自分が同時代で知ってる方達が次々とで切ないですね。

 

 

 

 

本題にいきたいと思います。

 

そんな訳で、本日がボビー・コールドウェルさんの命日になります。

思ったより書けず、よって紹介してきた曲も若干マニアックなところから少しだけになっている。

なので、最後は有名どころからドカンといってみたいと思います。

 

 

 

「What You Won't Do For Love(風のシルエット)」

 

 

彼最大のヒット曲。全米最高位9位。

というか唯一のTOP10ヒット。

そもそもアメリカではリリースされなかったアルバムもあったりで、

寧ろ日本での人気の方が高かったようである。

邦題が「風のシルエット」って、

ホント、昔のこの邦題考える人って凄いなって思う。

歌詞の意味もあんまり関係無かったりもするんだけど、

曲の印象を表すのにピッタリはまってるものが多いよね。

この曲も聴いてると「ピュ~」って風の音が聞こえるから不思議よね。

まあ名曲ですよ。

これぞAORという音。

シンセやホーンが心地良いトーンで曲全編を包み込んでいますよね。

カバーやサンプリングも数多くあります。

 

 

 

この企画①で書いた・・あれ?②だっけ?どっちでもいいや。

出会いはパーラメントのCMでした。

ってことでCM曲特集です。

 

 

 

「Come To Me」

 

 

これもデビュー・アルバムからの1曲。

静かなピアノの音色が美しいスロー・バラード。

後半のドラムとストリングスの入り方も絶妙。

 

 

 

「Heart Of Mine」

 

 

これはボズ・スキャッグスへ提供し話題になった曲のセルフカバー。

共作しているうちの1人は元シカゴのジェイソン・シェフ。

この2人はシカゴのヒット曲「What Kind Of Man Would I Be?」でも共作。

実は個人的にはそこまでタイプの曲ではなく、

次の曲が久しくMy Best Songだった。

 

 

「Stay With Me」

 

 

こちらは元シカゴのピーター・セテラへの提供曲のセルフカバー。

ややこしい。シカゴだらけ。

ピーター版は日本の映画『竹取物語』の主題歌にもなっていました。

ボビー版を聴いてからピーター版を聴くと、

アレンジとかも似た感じだし声質も割と近いのだけど、

なんかこもってるというかピリッとしないと思うのはワシだけ?

直球のドヤ声のピーターと変化球自在なボビー。

もうイントロから澄んだ歌声からコーラス(1人で多重録音?)まで、

とにかく完璧な曲。

昔オリジナルのオムニバステープとか作るとラストに入れがち。

 

 

 

「Back To You(with Marilyn Scott)」

 

 

「Stay With Me」以上(自分が気に入る曲)は無いだろうと思っていたら、

続くアルバム『Solid Ground』収録のこの曲がまた同系統でやられた。

しかも女性ボーカル マリリン・スコットさんとのデュエットときた。

当時デュエット曲の名バラードってめちゃくちゃ多くて、

サントラなんかだと必ず入ってたし、

なんか一流の証明的な感じがした。

これも都会の映像と一緒に流れたりするともうウットリですね。(女子か)

 

 

 

 

最後の最後にもう一曲だけ。

上記『Solid Ground』にやはり収録された曲なんだけど、

これが一曲だけ雰囲気が違う。

正に、夜の、都会の、大人が、月の下で、

みたいなアーバンなワードが次々と脳内に溢れ出してくるJazzyな一曲。

こういうPopsのアルバムにひっそりと収録されてるJazzタッチの曲ってめちゃくちゃ好きなんだよね。

ジョージ・マイケルの「Kissing A Fool」とか・・・あと出てこないけど。

でも結局これがアメリカでもうけたのかな?

確かアメリカではこの曲がアルバムタイトルじゃなかったかな?

で、気を良くしたのかそれ以降どんどんJazzに傾倒しちゃって、

しばらくJazzアルバムしか出さなかったりしたんだよね。

全部になっちゃうとね、それはちょっと違うって思うよね。

でも、この曲はいいです。

寝る前に最適でしょう。

 

 

 

「Stuck On You」

 

 

最後にライブ映像持ってきちゃった。

いやらしいボビーさんwww

 

 

 

これでひとまず今回の企画は終了でございます。

みなさまこの後も思い思いの音楽に浸って下さいませ。