妄想タッグトーナメント⑫(二回戦第一試合) | すねーくおるふぇのくの あくまでおっさんの独り言

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80年代をこよなく愛するオッサンの独り言。新しい話題にはついていけません。

さあ、いよいよ二回戦が始まろうとしています。

なんと本日行われるのは、

悪魔将軍&サンシャインの「ジ・エンド・オブ・ザ・ワールド」

 vs

サタンクロス&アシュラマンの「悪魔師弟コンビ」

という魔界最強タッグ決定戦と言って良い試合。

 

今日はどんな血の雨が降るのでしょうか?

そして、こんなメンバーの戦いでギャグ要素を盛り込むことが出来るのでしょうかー!?(そこはどうでもいいー!)

 

さあ、まずは赤コーナーよりジ・エンド・オブ・ザ・ワールドの入場であります。

 

 

さあ、本日もU2の「夢の涯てまでも」に乗って堂々の入場。

一回戦、将軍にほとんど働かせることなくプリズマン、ジェロニモのカピラリアンズを倒したサンシャイン。

ますます自信を付けている様に見受けられます。

 

続いて青コーナーより悪魔師弟コンビの入場です。

 

 

Kissの「悪魔のドクターラブ」に乗せて入場です。

「悪魔の愛先生」一体どんな邦題でありましょうか?

スティーブ・ウィリアムスのニックネーム「ドクター・デス」的な、

意味のよく分からないネーミングです。

 

それはいいですが、

こちらは一回戦は苦戦しながらもゼブラ・マリポーサの「リアルプリンス」という実力派チームを破って勝ち上がりました。

アシュラマンが幼少期からの付き合いということでコンビネーションはバッチリであります。

 

アシュラ「まさかこうして将軍様と戦う日が来てしまうとは…。そしてサンシャインとも。」

サムソン「坊ちゃん、今日は非情の鬼となり、将軍様に恩返しをしようじゃありませんか。」

アシュラ「そうだな、こうしてサムソンティーチャーがそばに居てくれるのは頼もしい限りだ。あなたがいなければわたしは悪魔六騎士に選ばれることもなかった。」

  「しかし、ここ数年、正義超人達と戦って以降、シングルでもタッグでもすっきりした勝利が無い。今日は何としても勝ちたいのだ。」

サンシャイン「グオッフォフォフォ、アシュラマンよ。貴様に我々は倒せんよ。将軍様は俺様をパートナーに選んだ。その意味が分かるな?もう友情ごっこはお終いだ!」

アシュラ「……」

将軍「……」

 

さあ、試合開始です!

 

先発はサンシャインとアシュラマンだ!

いきなり「はぐれ悪魔超人コンビ」の対決が実現だ!

この試合はどの組み合わせも新鮮でゾクゾクしますね。

まずは手四つでガッチリ組み合う。

しかしパワー勝負ではサンシャインが一枚上。

アシュラマン、ブリッジで耐えるが、

「グフォフォ、アシュラマン、お前とこうして戦えるなんて夢にも思わなかったぜ。」

「お、俺もだぜ、サンシャイン。嬉しいぜ。」

そんな会話をしていると、サンシャインがアシュラマンの顔に胸を近づける。

「呪いのローラー!」

ああっと、いきなりサンシャインの呪いのローラーがその姿を現し、アシュラマンを飲み込まんとしている。

「甘いぜ、俺様の腕を忘れたか」

そう言うとアシュラマン残りの4本の腕でサンシャインを捕まえるとフロントスープレックスにいく。

しかしサンシャイン、組み合っている2本の腕を離さず、逆にアシュラを押しつぶした。

そして袈裟固めにいく。

そしてローラーは回り続け、少しでもアシュラが気を抜くと頭を巻き込まれそうだ。

しかしアシュラ、足でサンシャインの頭を挟み込みヘッドシザースでそのまま投げ捨てた。

サンシャインも回転し受け身を取りスックと立ち上がります。

 

さすが手の内を知った者同士、なかなか技を決めさせません。

ここでアシュラ、サタンクロスにタッチだ。

サタンクロス、四本の腕でパンチを繰り出す。

しかしサンシャイン、ボディを一瞬砂に戻し、サタンクロスの二本の腕を肩に取り込むや、またもや実体化する。

あーっと、サタンクロスが腕を固定されてしまったぞー。

そしてそのままスープレックスで投げ捨てる。

しかしサタンクロスも寄生虫サタンクロスが分離しクッション替わりになった。

今度は寄生虫サタンクロスが足4の字固めに捕らえる。

そしてサムソンティーチャーはヘッドバットを叩き込む。

苦悶の表情のサンシャイン。

仕方なく再び全身を砂に変え技から逃れます。

そしてサムソンティーチャーも自由になった。

おっと、サムソン、自らの体を回転させ周囲に汗を撒き散らしている。

すかさずアシュラマンは竜巻地獄でサンシャインの砂を巻き上げる。

そしてサムソンはさらに汗を撒き散らす。

これは砂に水分を含ませ、サンシャインの復元を正常にさせないための作戦だ!

 

たまらず悪魔将軍カットに入る。

地獄のメリーゴーラウンドでサムソン、アシュラマンと続けて切りつける。

「今のうちに体を復元させろ!」

悪魔将軍よりサンシャインに檄が飛びます。

「ハ、ハッ!申し訳ございません」

徐々に体を戻し始めたサンシャイン。

あっと!ここで行く方が分からなくなっていた寄生虫サタンクロス。

何と天井の照明に身を潜めており、

サンシャインの上半身が戻るのを見て肩車の体制に。

そしてそのまま前方回転しながら脳天をマットに叩き付けたー!

ダウンするサンシャイン。

これは寄生虫サタンクロスのファインプレーです。

サタンクロスは再び合体し元の姿に。

サンシャインも体は元に戻った。

 

ここで再びアシュラマンにタッチだ。

アシュラマン、サンシャインを強引に立たせると空中に放り投げた。

そして、これは阿修羅稲綱落としの体勢だ!

サンシャイン、ピンチ!

 

「あ、アシュラマン!客席に倉持明日香がいるぞ」

「何っ!?何処だ?何処だ!?」

な、何と、アシュラマン、サンシャインの可愛い嘘にまんまと騙され体勢が崩れたぞ。

「グフォフォ、確かこの技は数字の8と一緒で、引っくり返せばこちらが掛け手になる。」

あーっと、隙を逃さずサンシャイン、体を逆転させ、今度はサンシャインの阿修羅稲綱落としの体勢だ。

決まったー!

 

「アシュラマンよ、テレビの観すぎだ。日本の芸能人なんかに心奪われ。」

「今やお前の部屋が倉持明日香グッズだらけだという情報は入手済みだ。」

「し、しまっ…た…」

あーっと、かなりのダメージを負ったアシュラマン。

そしてアシュラマンの趣味まで暴露されてしまったー。

 

ダウンしたアシュラマンを呪いのローラーに入れんとするサンシャイン。

しかしサタンクロスも四本足でのドロップキックでカットする。

 

何とか難を逃れたアシュラマンですが、

ここでジ・エンド・オブ・ザ・ワールドは悪魔将軍にタッチだ。

 

何と、愛弟子のアシュラマンに対し地獄の九所封じを次々と決めていく。

アシュラ「やはり将軍様は…強い。もはやこれまでか。」

そしていよいよ最後の仕上げ、地獄の断頭台だー!

 

カットに入ろうとするサタンクロス。

しかし、これをサンシャインが更にカットせんと、

これは、一回戦カピラリアンズを葬ったコンプリートサンド・セメタリープレスの体勢に持っていくが、

あっと、ここで再び寄生虫サタンクロスが抜け出し技から逃れる。

お構い無しに悪魔将軍の地獄の断頭台とサンシャインのコンプリートサンド・セメタリープレスがリングに向かって行く!

 

ズガガーン!

 

 

決まったー!

 

あ、いや、寄生虫サタンクロスが二つの技の下敷きになり、またもやクッションの役目に。

しかし今度は先程とは衝撃がまるで違います。

恐らく戦列復帰は無理。

 

ダメージを最小限に抑えられた悪魔師弟コンビ。

力を振り絞り二人掛かりでサンシャインを捕らえる。

 

「秘技 トライアングルドリーマー!」

 

なんとサタンクロスの必殺技トライアングルドリーマーですが、

寄生虫サタンクロスが戦闘不能となり、これはサムソンティーチャーとアシュラマンの師弟トライアングルドリーマーだ!

サンシャイン「ふん、こんな技、砂になって、す…な…何っ!?なれない!」

 

あーっと、きっとこういうことでしょう。

先ほどのサタンクロスの汗がサンシャインの体に染み込んでしまった為に引き起こされたものと思われます。

私、化学が全く分かりませんので適当な解説になりますが、

サタンクロスの汗は恐らく超変態的な性質を持っており、

それがアシュラマンの竜巻地獄により細かく隅々までサンシャインの体に行き渡り、

それが元でサンシャインの体が砂にならなくなったと思われます。

こんな適当な解説でよろしかったでしょうかー!?

 

あーっと、徐々にサンシャインの体が裂けていく!

 

バリバリーン

 

「ギャーーーッ!

 ソースの二度漬けはダメだ…ぜ…」

 

なんとサンシャインの体が真っ二つに。

これはもう戦闘不能ですねー。

 

アシュラ「サンシャイン…すまぬ」

サンシャイン「お、俺にそんな情けをかけてるようじゃ…将軍様は倒せねーぜ。フ」

 

あっと。悪魔将軍リングインするやサンシャインの割れた体の片方を悪魔師弟コンビに投げつける。

さらにスカルクラッシュでアシュラマンの顔面を締め付ける。

さらにロンズデーライトボディによるタイガードライバー、

即ち「ロンズデーライト・ドライバー」によりアシュラマンの6本の腕が、その強固な脚によって切断されたー!

 

「ウギャーーーーッ!」

 

アシュラマン完全にダウン。

 

さらにサムソンに対しても地獄のメリーゴーラウンドで切りつけ、

サムソンにもロンズデーライト・ドライバーを仕掛けに行く。

 

「させるかーーーっ!!」

 

あーーっと!アシュラマンがフライング・クロスチョップでカットに入ったー!

6本の腕は再生されています。

これは一回戦で敗れたスプリングマン、ブラックホール、ステカセキングの腕と、

やはり超人墓場で未だ生命の玉を集められずにいるスニゲーター、プラネットマン、アトランティスの腕だ。

ジャンクマンの腕は邪魔くさいので、そしてミスターカーメンの腕はまるで役に立ちそうもないという理由で除外されたようです。

あ、あくまで私の勝手な妄想です。

 

アシュラ「この試合、あなたの弟子全ての力を結集し、あなたを超えてみせます。これが最後の修行だと思って。」

将軍「……」

 

そしてサムソンとアシュラの波羅蜜多クロスボンバーが将軍を襲う。

「硬度ゼロ、軟体ボディー」

あーーっと、そうです。

悪魔将軍は硬度0から硬度10ダイヤモンドボディ、さらには先ほど披露した10#ロンズデーライトボディに体を変化させられるのです。

これをどう攻略するのでしょうか。

クロスボンバーからも難なく逃れ、ここまで全くダメージがありません。

1対2の戦いでありながら、客観的に見て将軍が有利に見えます。

 

さあ、ここで悪魔師弟コンビ、二人がかりで竜巻地獄を始めた。

その竜巻はどんどん大きくなります。

そして、なんとこの月面ドームの屋根を突き破ったー!

しかしご安心下さい。

このドームの客席はさらに頑丈なカバーによって周囲が覆われており、

客席が大気と接することはありませんので、観客には被害は出ておりません。

そして月面ですが、外は極寒の冬の様な状態。

さらに竜巻地獄によって大気が凍り付いてきたぞ。

そして竜巻地獄の向きを変えると、一斉に悪魔将軍に氷の粒が襲い掛かる。

そしてサムソンが指の摩擦で火花を起こした。

その火花が大火となり将軍を襲う。

冷気と炎が交互に将軍を襲っている。

将軍戸惑っているように見えるが、

ここでアシュラマンが飛び掛かり改良阿修羅バスターを仕掛ける。

 

将軍「な、なぜだ、ボディが変化しない。」

 

これは、月面という環境で温度変化が激しくなり、

硬度調整機能に狂いが生じたか!?

 

「改良阿修羅バスター!」

 

あっと、まともに食らってしまったか。

しかし脳天に大きなダメージを与えないと将軍を倒すことは難しいぞ!

 

ここでアシュラマン、将軍を掴んだまま空中へ舞い上がる。

そしてパイルドライバーの様な体勢になりながら、残った4本の腕で将軍の2本の腕をアームロックに極めている。

さらにサムソンティーチャーが阿修羅稲綱落としの体勢で加わる。

しかし膝のロックが甘いか。

 

「俺も将軍様越えに加わらせてくれ。実際、俺様の大事な体を投げつけてくれて少々頭に来たしな、へへ」

 

なんとサンシャインの手の平だけはサタンクロスの汗が染み込んでおらず砂化出来たようだ。

サンシャインの手がサムソンの膝と将軍の足の裏をロックした。

 

「これが兵隊悪魔のデーモンズドライバーだーーーーっっ!!!」

 

カンカンカン

 

悪魔将軍ノックアウト!

なんと!悪魔将軍の弟子達が集結した形で、師匠の悪魔将軍を初めて打ち破った!

優勝候補の最右翼と言われていた「ジ・エンド・オブ・ザ・ワールド」が二回戦で姿を消します。

 

将軍「ようやくわたしを超える事が出来たか…これからの悪魔超人界はお前達のものだ」

 

サンシャイン「アシュラよ、悪魔にだってやっぱり友情はあるんだぜ」

アシュラ「サンシャイン、お前…。この大会必ず優勝してみせるぜ」

 

これは大会史上最大の番狂わせになるかもしれません。

次もお楽しみに!