「ジョー」という名前にまつわるおっさん話 | すねーくおるふぇのくの あくまでおっさんの独り言

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80年代をこよなく愛するオッサンの独り言。新しい話題にはついていけません。

雨上がり決死隊が解散したそうで。

アメトークや体育会TVは時々観ますし、

ホトちゃんは嫌いではありませんが…

それ以上のコメントは控えておきます。

 

 

さて、突然ですが、

「ジョー」と言うと誰を思い浮かべますか?

最近続けざまに自分の前にジョーさんが現れたものでね。

 

あ、何か長くなるかもしれませんので悪しからず。

 

ジョーという名前、

日本においては、恐らく昭和40~50年代辺り、

カッコいい名前の定番だったのでしょうか?

あれ?宍戸錠が「エースのジョー」なんて呼ばれていたのはもっと前の話?

さすがにね、彼の全盛期を知るほどのジジィではないです。

 

いずれその辺り、

日本のアニメ・漫画界に於いて、

『世界三大ジョー』(日本のって書いてんのに世界かよ)がいました。

もうお分かりですね?

 

矢吹丈

島村ジョー

ジョージ朝倉

 

はい、最初の方はもうお分かりですね。

「あしたのジョー」の主人公 矢吹ジョーです。

 

ジョーとの出会いは多分アニメ「あしたのジョー2」からですね。

パート1の頃はワシまだ産まれていません。

その後劇場版を観て力石の減量、対戦、死を目にしましたが、

パート2の時は既に力石のいない世界から始まっていました。

調べて初めて分かったのですけど、

パート1って力石の死のとこで終わっていなくて、

カーロス・リベラとの対戦までやっていたんですね!

原作に追いついた為に終了したらしいです。

劇場版は多分力石のところまでで、

パート2がその続編ということで、

被っている部分がリメイクという事になるようですね。

へー、知らなかった。

 

で、姉がこのパート2のアニメコミックなるものを持っていたんですね。

ジョーが好きとかいう話は聞いたことないけど、なぜか。

それで何度も何度も読み返して、テレビ放映の補完役となっていました。

漫画はそのだいぶ後にパラパラと(全部ではないけど)見ました。

 

 

そうそう、このショボい画。

多分コンピューター・ゲーム黎明期の当時最先端(?)の表現だったのでしょう。

ワシにとってはジョーと言えば尾藤イサヲよりこっちです。

因みにアニメの監督は出崎統です。

確かベルばらや宝島やエースをねらえでも演出か何かやっていて、

出崎演出と呼ばれる荒いタッチの静止画が所々に挟み込まれるのが特徴だったと記憶しています。

 

まだまだ語りたいことは山ほどありますが、

長くなるので、それはまた酒でも飲みながら。(コロナ明けにね)

 

そういえば稲中の井沢はジョーに憧れて同じ髪型にしたんだっけ?

中身がだいぶ違いますが…

 

 

さて、二人目。

島村ジョー。

これも知ってる方は知っている。

「サイボーグ009」の009です。

 

これも毎週観てたんですけどね、

(服が赤い時代。007がちゃんと大人のやつ。さすがに白い服の頃は観てません。)

あしたのジョーほど熱く語れるほどではないかなー。

まあ、好きですよ。

002と004が好きだったなー。

飛ぶ奴と全身兵器の奴。

002の髪型は矢吹丈と前後逆だなーとか、どーでもいいっすね。

 

 

あぁ、名曲ですね。

こんなん見るとやっぱり見たくなるけど、

ただね、石ノ森先生、完結させてくれなかったんですよねー。

終わりのはっきりしない物語って何か、ね。

 

 

三人目のジョージ朝倉。

この名前でピンとくる人はかなりのマニアでは?

因みにワシは初めて知りました。

 

はい、「科学忍者隊 ガッチャマン」の

コンドルのジョーでした。

 

ジョーじゃなくてジョージじゃん。

何でジョージをジョーにするの?

というか最初からジョー朝倉でいいじゃん。

何?ジョージ高野が嫌だったの?(あ、プロレスラーです。知らんて。元ザ・コブラね。)

 

まあ、いいか。

 

ガッチャマンもねー、観てましたよ。

科学忍法火の鳥とかね、竜巻ファイターとかね、白鳥のジュンとかね。

ん?最後のやつだけ攻撃技じゃないって?

何言ってんですか!

あの〇〇チラでギャラクターと視聴者を怯ませるんですよ。

あ、こんな発言しちゃいかんって?

でもさ、あの当時は絶対狙ってるって。

 

コンドルのジョーでしょ?

確かバードミサイルとかってあんまり打っちゃいけないやつをバンバン発射しちゃうんだっけ?

なんで打っちゃいけないかは忘れました。

威力が強すぎるとか?

で、最後死んじゃうんだよね。

でもパート2でサイボーグになって復活 だっけ?

ここにもサイボーグのジョーが。

 

 

小林亜星さんの作曲ですね。合掌。

これまた名曲ですねー。

やっぱりアニソンは昭和ですね。

だってちゃんとそれ様に世界観を反映して作ってるからね。

 

エンディングの「♪シュパーシュパシュパシュパー」ってやつ、

実は初期はそっちがオープニングで、こっちがエンディングだったけど、

途中から入れ替わったんですよね。

確かにこっちの方がしっくりきます。

「地球は一つ ドイツは二つ」とか歌ってるませた友達がいました。

ドイツ二つって何だよ!つかドイツってどこだよ!

と思っていました。

時代だね~

 

因みにワシは観ていませんが、実写版「ガッチャマン」でジョーを演じたのが、

仮面ライダー555でスパイダーオルフェノクこと澤田を演じた綾野剛でした。

 

 

 

さて、ここまで読んで、

ジョーってそっちかい!って思っているそこのあなた!

はい、こっから音楽界へ移行します。

 

ジョーといえばジョー・エリオット。

イギリスのハードロック・バンド「デフ・レパード」のボーカルです。

丁度高校生の頃にアルバム『ヒステリア』が滅茶苦茶ヒットしてて、

というか、この頃空前のハードロック・ブームで、

ボン・ジョヴィ、ホワイトスネイク、ガンズ&ローゼズなんかも同時期に超ヒットしていて、

どれも全世界で何千万枚とか売り上げてって話題になっていました。

元々あまり得意ではなかったんですけど、

世の中の流れに乗ってヒット物はほとんど聴いていました。

もちろんヴァン・ヘイレン、エアロスミス、モトリー・クルー、ポイズンなんかも。

 

そんな中でもこの『ヒステリア』は超ロングヒットでシングルヒット連発で、

しかもどのタイプの曲もイケてるんですよね。

まあ、売れ線狙いと言ってしまえばそれまでですが。

大体上に挙げたバンドのアルバムには、「何だこれ」的な曲が一曲はあるもんだけど、

デフ・レパードはどれも平均以上で口ずさめる感じとでもいうんですかね。

プロデューサーのマット・ランジの狙い通りなんでしょうね。

そんな感じです。

 

「Pour Some Sugar On Me」

 

 

「Hysteria」

 

 

別のアルバムからだけど、アコースティック系で好きな一曲

「Two Steps Behind」

 

 

シュワちゃんの映画のサントラ提供曲だっけ?

映画観てないんで分かんないけど。(調べろよ)

 

 

さて、続いてのジョーは、

ロック繋がりでジョー・サトリアーニ。

元ヴァン・ヘイレンのサミー・ヘイガーとマイケル・アンソニー、

そしてレッチリのドラムス、チャド・スミスと共にスーパーバンド「チキンフット」を結成したギタリストです。

が、あまり詳しくないので曲でごまかす…

 

Chickenfoot「Oh Yeah」

 

 

で、YouTube観てたらいいの見つけた。

元々こちらのジョーさんはソロとしてやっておられて、

で、時々(?)色んなスーパーギタリスト2人を呼んでライブするらしい。(G3)

その中のとある回。

 

 

なんと、我らがルーク(TOTOのスティーブ・ルカサー)とスティーブ・ヴァイとでやった「Little Wing」。

そう、ジミヘンのカバーで、ルークもお気に入りの一曲で、

TOTOの『Kingdom Of Desire』でもライブバージョンをボーナストラックで収録していました。

その時と同じくルークがボーカルを取って、

その後が、ルーク→ヴァイ→ジョーの順でソロをやるという超豪華バージョン。

それぞれ特徴がありますね。

 

ところでこの三人、

エディ・ヴァン・ヘイレンと喧嘩別れしたサミー、マイケルと一緒にバンド組んだジョー・サトリアーニ。

エディ・ヴァン・ヘイレンと80年代半ばに喧嘩別れしたデイヴと一緒にバンド組んだスティーブ・ヴァイ。

エディ・ヴァン・ヘイレンの高校の後輩で友人でもあったスティーブ・ルカサー。

面白いですね。

しかしエディとルークのいた高校、凄いよね。

ヴァン・ヘイレンとTOTOのメンバーがいて、さらに後輩にはマイケル・ランドウもいた。

日本で言ったら堀越学園みたいな感じ?(全然違うと思う)

 

 

次です。

90年代によく聴いたブラック・ミュージック。

ここにはその名も「ジョー(Joe)」がいました。

一度ニュージャック・アーティストとしてデビューするも、

多分あまりヒットもせず二作目が作られる前にアーティスト契約を失い、

ソングライト契約のみあった状態で、とあるサントラに曲を提供し、

それが突然注目を浴びて全米チャートを駆け上がり(11位ぐらいだったかな?)、

そっからデビューし直しみたいな感じで次々と作品を発表しスターになった方です。

その曲というのがこちら。(以前も載せましたが)

 

「All The Things(Your Man Won't Do)」

 

 

こん時髪あるんだ。

ワシぐらいの…

 

最近アルバム順番に聴き直していて、

改めて、えー凄いと思ったのがこちら。

 

「Thank God I Found You(Make It Last Remix)」

 

 

これって元々マライアの曲で、アレンジも全然違って、曲書いたのがマライアと、この前紹介したジャム&ルイス。

で当たってる?

んで、このリミックスはキース・スウェットの「Make It Last Forever」モロ使いで、

もちろん曲書いたのがキースとテディ・ライリー。

ゲストボーカルがジョーで、ゲストラッパーがニューヨークのカリスマNas。

で当たってる?

なんかビッグネームだらけでビックリしちゃった。

 

全米1位にもなったこちらはテディ・ライリー作。

シングルになってリミックスバージョンはラッパーのミスティカルもフューチャリングしたヒップホップ的ナンバーに。

「Stutter」

 

 

「All The Things」以降甘々のバラーディアーのイメージが強かった彼。

同一人物とは思えない弾けっぷりです。

 

ジョーさん達

 

さて、まだまだジョーさんは沢山いるんですが…

ジョー樋口とかジョー・マレンコとかも語りたいところですが、今日はこの辺で。

ここまで我慢して読んでくれた方ありがとうございました。