素敵な人生コンサルタントHAPPY神💗 亜羅夢(アラム) です。
このブログサイトはテーマを「愛・人間関係」、「スポーツ」を中心に据え、様々な社会問題や課題に対する提言を行うことがあります。
今回は日本でよく知られたスポーツの野球の話題を通じて、“スポーツや企業経営に対して、本来誰たちが意見を言う権利があるのか?“についても考えていくことにしましょう。
今回は、日本プロ野球 中日ドラゴンズのホームグラウンドになる「バンテリンドーム(ナゴヤドームのネーミングライツ)」のホームランテラス問題
(問題の背景)
昭和末期〜平成に入って日本では続々と完全密閉型ドーム型球場を導入している。
・東京ドーム
・福岡ドーム(PayPayドーム)
・ナゴヤドーム(バンテリンドーム)
・札幌ドーム
・大阪ドーム(京セラドーム)
それまでの球場より総じて両翼・センターに広がる外野グラウンドが大きく、かつ外野席のフェンスも高く、特徴的には下記が挙げられている。
<セリーグの球場の大きさ比較>
■ドーム球場の長所と短所
長所)
完全空調であり、温度湿度がコントロールされ、雨天中止がなく、練習や試合時の選手のコンディション作りに有利
試合観戦のファンも試合中止を気にすることなく来場でき、娯楽として計画を持って利用できる。
短所)
ドーム球場は太陽光取り入れができないので、天然芝の運用ができず、かつコンサートやイベントなどに転用することが多く、人工芝設置前提であり、選手への負担が大きくなる傾向がある。
平成の30年間のドーム球場の運営をしてわかってきた事だが、ドーム球場ではそれまでの野外型スタジアムと比べて、選手とファンの近さが遠く、かつ外野フェンスの高さがあり、札幌・ナゴヤ・大阪・福岡の各ドームでは特にホームランが出にくい構造であった。
これらの対策として、福岡ドームでは、従来の高い外野フェンスの前にホームランの位置を前にするホームランテラスを設けて、昔の甲子園球場のラッキーゾーンのような運営をするチームが現れた。 (ホームランテラスがあるのはドーム球場では福岡ドーム(PayPayドーム)のみ)
■スポーツチームの球場は何故大きさが各チームで異なるのか?
スポーツには、順位やその採点をする競技種として
「タイム競技、距離などの数値競技」
「採点競技(芸術点があるような)」
「勝敗競技」
があるが、
サッカーや水泳、陸上競技などのほとんどのスポーツでは、選手の力量や能力を公平に評価するために、競技スタジアムの大きさは指定があり、各国で違いはない。
ところが、野球・ベースボールについては、世界各国と国内球場で、まず“同じ形の球場が存在しないぐらい“の違いがあり、
・天然芝、人工芝の違い
・球場ごとの照明の明るさや太陽光が当たる球場では日光の当たり方も変わる
・野外球場ではスタジアム上空の風により高く飛んだ試合球が風に流されるなどの影響がある(例:甲子園球場の浜風や千葉マリンスタジアムの風)
そして、今回話題の
・球場の広さにより、特に“ホームランの出やすさが球場で違いすぎて”、同じ選手が他球団に移籍した場合、打率・打点・ホームラン数が大きく変わることが考えられ、選手の成績評価として他チームとの差が大きすぎになることがある。
かつ試合で応援するファンについて言うと、競技のルールをよく知っているとか野球を学生時代にしたことがあるファンは内野や外野の守備位置や走塁でもプロの技術をわかりやすいが、競技をあまり知らないファンは、野球観戦の楽しみの割合として“ホームランで点をとる”と言うことが多く、ドーム球場の導入後の日本プロ野球では、
・球場の広さが原因で打ち合いの試合が少なくなり
・一点を争う試合が増えやすい
・選手起用でも打撃より守備優先の起用をする傾向があり
かつてなら、打撃優先で選手起用をして打つからスタメン起用をしていたものが、その割合や減るように見受けられ、当然ホームランを打つ選手も限られやすい
この点を考えてみると、野球のファン層の縮小も自ずとわかってくる。
特定のチームのファンは、そのチームに何を求めているか?であるが
① 贔屓チームの勝利
② 贔屓チームや対戦相手チームの好プレーを見て楽しむ
この2つであろう、ところが広いドーム球場では、半自動的に投手の防御率が下がり、打者の打撃成績が下がることにつながるために、“ちょっとブームで野球を見に行こうとするファンにとっては、楽しみを得にくくなり、勝つ・負けるのポイントでその試合を判断しやすいと思われる”
ホームランテラスを設置する意義としては、その野球球団を応援するファンに対して、試合の半分は負けるのだから、負ける時でも自チームの点を取った場面を見たい、素人に近いファンへのサービスの効果が高い。
広いドーム球場では、玄人好みのプレイでしか、勝ち負け以外にファンを喜ばせにくいが、野外型で外野フェンスが低い球場では、素人のファンにわかりやすい、ホームランによる点やフェンスにあたっての二塁打も増えやすいなどの“わかりやすい試合運びができるのではないかと思う”
私がサッカーに対して野球(ベースボール)が世界的に人気が低い理由については2つあり
(野球がサッカーに人気が追い付かれ、追い抜かれていく理由)
1 競技をするための道具や施設が高額であり先進国しか準備できない
2 野球の試合はどちらかというとファンより選手が自己の満足度が高いが、サッカーは選手の満足度よりファンの盛り上がり度が高く、にわかファンが盛り上がりやすい。反対に野球は経験者がファンになったりしがち。
簡単に言うとサッカーは簡単に理解でき、野球は難しいのである。
その野球の人気低迷の理由に競技場としての球場の広さは関係し、地域球団を標榜するチームほど、雨天中止のマイナス影響はあれども
広島東洋カープ:マツダスタジアム
阪神タイガース:甲子園球場
北海道日本ハムファイターズ:エスコンフィールド
のようなファンと選手が一体に感じやすい球場作りは、今後野球の競技人口縮小が見込まれている中、プロ野球維持を考えるなら必要なことであろう。
ドーム球場はその役割として天候が不安定なアメリカの地域や日本では雨天中止をしない理由で建てられた実験型の施設と考え、競技の人気アップには“ファンと選手の近さ“を考える必要があり、ナゴヤドーム(パンテリンドーム)のホームランテラスについては、中日ドラゴンズの球団とファンにプラスになると予測できます。
■野球のファンの裾野を広くするには、ドーム球場の高いフェンスはマイナスですよ!
野球のファンは小さいボールで動く競技は細かいことはスタジアムではわかりづらいのでテレビやインターネットのダイジェストの方がわかりやすいと知ってきている。
その中でファンに球場に来てもらうには、試合の雰囲気をより感じやすい“選手とファンの一体感“がある球場を考えていかないと、野球のファンも減り、ファンの子供が野球をしなくなり、いずれ球団数も減ることに繋がりませんか?
日本の野球は選手が楽しむ傾向が強い
勝てばいいとやりすぎるとファンは離れていきますよ。
1勝を目指しすぎて、人気選手にバントをさせる渡河、素人のファンは面白く感じない人も多いですよ。
勝てばいい!とのやり方なら、熱中するほどはいかないファン層はあまり球場に足を運びませんね。
楽しいプレイを見やすい→より球場で見てもらう にはどうしたらいいのか?を考える時ホームランが出にくいドーム球場はホームランテラスを設けるのが妥当 。
しなくていいのは東京ドームぐらいでしょう。右中間・左中間がちょうどいいぐらいに狭いので、東京ドームは。
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プロフィール
素敵な人生コンサルタントHAPPY神💗 亜羅夢(アラム)
私は“人の感情に働きかける特殊的技能を通して”イメージと現実の客観的繋がりを探求しています。
一人一人には感情の出し方やパターンがあり、それを解析しコントロールしていくことで物事が順調に向かったり、人間関係が良好化することなどが起きる現象があります。
私は、“人の悩み・夢”が何故起きて、それが叶う(実現する)のか? 叶わないのかを探求し、集大成で行き着くところがあり、喜びの報告の結果も出てきたので、それぞれの対話する方の生き方パターンに於いて必要に応じ、対話者に重要タイミングや定期的にアドバイスする事で改善していくアドバイザー活動を始めました。
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