こんにちは、奥川です

さて、PNF的アプローチの基本のきのお知らせです!

固有感覚受容器を刺激し、神経と筋肉の連絡を促し、筋バランスや運動を改善するPNF(proprioceptive neuromusucular facilitation)

PNF理論の簡単な説明

足

『最高の運動療法』との呼び声も多いPNFですが

同時にアプローチの習得が難しいと言われていて

「実践で使えるようになるには時間が掛かる」との声もよく聞かれます

しかし、そんな事はございません!

使い方次第です( ̄▽+ ̄*)

アプローチ方法によっては多様な現場(トレーナー、セラピスト、ボディーワーカー)ですぐに実践可能です

確かに、パターン運動などは現場で実践するのは少々訓練がいるでしょうが

本ワークショップでは「その日から使える!超簡単なPNF的なアプローチ方法」を習得する事と

基本となる神経生理学の原理・原則の最低限を学びます


【PNF的アプローチの基本のき】


日 時:平成27年 2月22日(日) 10:00~11:30

参加費:一般 2000円 TC研究会会員 1500円 
*TC研究会とは? http://ameblo.jp/okugawa-seitai/entry-11689900959.html
奥川
奥川 洋二(おくがわ ようじ)
日本関節コンディショニング協会理事
トータルコンディショニング研究会主宰
日本コアコンディショニング協会 MT
NSCA‐CPT
など

定 員:8名

会 場:おくがわ整体院 東京都新宿区西新宿5-1-3 ハイブリッジビル2A
http://www.total-conditioning.com/access.html

お申込み:https://pro.form-mailer.jp/fms/55e2663853456

締め切り:2月20日(金)または定員次第



【内 容】

・筋の収縮形態について
・背景となる神経生理学の原理・原則について
・パターンについて
・テクニックの種類について
・簡単なテクニックの実践


皆さまのご参加心よりお待ち致しております!
こんにちは、トータルコンディショニング研究会代表の奥川です。

さて、前回は「姿勢と感情」についての考察をしました。

今回はメンタル面の話、特に「マインドフルネス(気づき)」「トラウマ(心的外傷)」について考察してみようと思っております。


悩み
メンタル面へのアプローチとして心理学的なアプローチがありますが、心理学において最近メディアで話題になっているものとして「アドラー心理学」があります。

日本で有名な心理学者「ユング」「フロイト」などと並び「心理学の3大巨頭」と称されるアルフレッド・アドラーですが、日本では先の2人ほどの知名度は無く、自己啓発本のベストセラー「7つの習慣」のスティーブン・R・コヴィーに影響を与えた人物との触れ込みもあって、ようやく最近になり注目されるようになってきました。

アドラー心理学がフロイト派、ユング派の心理学と大きく違う点の1つとして「身体と心は切り離して考えられない」として捉える点があります。

このスタンスは私達身体に係る職業の人間には馴染みやすいものだと思います。
また「トラウマ(心的外傷)」に代表されるフロイト派の「原因論」を否定した点も大きな違いの一つに挙げられます。
*1895年(39歳)、フロイトは、ヒステリーの原因は幼少期に受けた性的虐待の結果であるという病因論ならびに精神病理を発表した。今日で言う心的外傷やPTSDの概念に通じるものである(wikipedia)

『過去にあったどんなことも「いまここ」には何の関係もない、未来がどうであるか「いまここ」で考える問題で無い』と「トラウマ」に代表される原因論を心の問題の有効な解決方法と認めず「今の瞬間にスポットライトを当てる」ことこそが重要と説いています。

本当にあったのか?あるか?どうかも分からない不確かな「過去」や「未来」の事ばかり悩み、考えるのではなく、今の瞬間を真剣に生きる、そして自分を見つめる事で問題解決の糸口が見えてくる。

トラウマなどの原因論を否定する理由としては「過去や未来を見る事で、自らに免罪符を与えようとしている」(嫌われる勇気 自己啓発の源流アドラーの教え:岸見一郎、古賀史健)と述べています。

すなわち、トラウマや過去や未来に原因を求める事は、今の自分を積極的に見つめる事(アドラーの考える問題の解決方法)から逃げるための理由を与えていると言う事なのでしょう。

「今の瞬間にスポットライトを当てる」これを重視する考えは第3世代の行動療法の一つ「マインドフルネス認知療法」にも見られます。

マインドフルネス認知療法は「うつ病」「パニック障害」などのアプローチ方法としてすでに広まっている第二世代の行動療法である「認知行動療法」では効果が表れない疾患に対応する療法として近年注目を浴びています。

自分が行った行動や思考に対し「いまここ」の自分が感じた事に主観を入れず、ただ「気づく」ことが重要とされています。

身体を通じて「いまここ」の自分を体験する事を重要視するものとして、私達身体の健康に携わる者にとって身近なものとしてはフェルデンクライスメソッド、ロルフィング、アレクサンダーテクニークなどの「ボディーワーク」があります。

「ボディーワーク」の多くも「いまここ」の自分の直接体験を重要視します、またそこから得られる「気づき」によって身体を緊張より開放し、あるべき状態に近づけます。
場合によっては心をも開放させます。

この方法論は前述の「マインドフルネス認知療法」にも共通します。

アドラー心理学、第三世代の行動療法、ボディーワークなどに共通する点は
「過去」や「未来」ではなく「いまここ」の自分にピントを合わせ、自分を見つめる事で心と身体の問題解決を行っていくという点です

このような「いまここ」の自分にピントを合わせる事による「心と身体」に対する良い効果の理論背景は科学的にまだはっきりと分かっていない点が多いようですが
「うつ病」「パニック症候群」などの心の疾患が増えている昨今、今後の研究が望まれる課題ではないかと思われます。

また、トータルコンディショニング研究会でも、この身体はもちろんのこと、心に対しても未知の可能性を秘めた、ボディーワークのセミナーを講師の先生をお招きし今後も多数展開していこうと考えています。

なぜなら、前回の考察の通り心と身体が切り離せないものであるので、今後はボディーワークのような「身体と心」同時にアプローチ出来る方法の必要性が社会において増えていくと思っているからです。

さて、次回は徒手療法(マニュアルアプローチ)が心に与える影響を考察してみたいと思います。
こんにちは、トータルコンディショニング研究会代表の奥川です

「心と身体は繋がっている」「心と身体は分ける事の出来ないもの」
という言葉を書籍や講習などでよく目に、耳にする機会は多いと思われます。

そのような事もあり身体の健康に携わる仕事を突き詰めていくなら、いずれは心の健康について考える事も避けては通れないと思っている人は多いのではないでしょうか?

しかし、同時に「なぜ、その様に言われているか?」を突き詰めて考える機会は少なく、ただ漠然と「そうなのだろう」と思っている人も多いのではないかと思います。

そこで、今回は改めて「心と身体の繋がり」について、私達身体の健康に係る仕事の立場から考察してみたいと思っております。

さて、心と身体の繋がりを一番実感しやすく、私達の間でも話題に上がりやすい例としては「感情」と「姿勢」の関係があるかと思います。

笑顔

一般的にポジティブな感情は身体を伸展させ、ネガティブな感情は身体を屈曲させる傾向があると言われています。

「喜びや共感、根源的信頼、勇気といった感情は、人の身体を真っすぐにし、胸郭を広げ、息を勢いよく流れさせる。しかし他の多くの感情は、屈曲姿勢を強め、重力と協力して屈曲の作用を強める」(綺麗な姿勢になるためのエクササイズ:Karin Albrecht)

また感情が姿勢を変化させるように、姿勢が感情の方向付けをする事もあると言われています。姿勢改善の講習会などでは「ネコ背でうつむきながら喜ぶ事は出来ない」などの例え話がよく使われますが、姿勢が感情を方向付ける事は誰もが経験則から実感している事です。

このような影響についての科学的な理論背景としては表情筋の緊張が感情を左右するという「顔面フィードバック仮説」や特定の姿勢が表す社会的意味を自己知覚し、その方向に感情が変化する「ノンバーバル行動の自己知覚」などの仮説があります。
しかし、どれもはっきりとした結論には至っていないのが現状です(参考資料 http://ci.nii.ac.jp/els/110000073386.pdf?id=ART0000417299&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no&ppv_type=0&lang_sw&no=1420974742&cp

また、姿勢は性格特性との関連も大きいと発表している研究者もいます。
研究によると不安感情が特性的に強い人は閉眼時の重心動揺量が大きい事が実験から示唆されるようです。

つまり、性格的に落ち着きのある人の方が姿勢も安定しやすいのではないか?という事が推測されます。(参考資料 http://ci.nii.ac.jp/els/110000471430.pdf?id=ART0000853744&type=pdf&lang=jp&host=cinii&order_no&ppv_type=0&lang_sw&no=1420982380&cp

様々な研究結果から心と身体には何らかの繋がりがある事が科学的にも証明されていますが、どれも仮説の域を出ていないというのが現状の様です。

しかし、このような実験の結果や経験則から、身体に携わる職業と言え突き詰めていくと心の事も配慮していかなくてはと実感している人は多いと思います。

例えば、姿勢改善を目的としたセッションでクライアントにネガティブな言葉掛けばかりしてしまうと、構造的に抜群のアプローチが出来ても十分な効果が出ない事もあるでしょう…そして、その逆にポジティブな言葉掛けや落ち着きのある環境づくりがセッション効果を促す事もあるでしょう。

姿勢改善などを職業とする人はもちろんのこと、不定愁訴改善、動作改善、リハビリテーション、etc…などのアプローチを行う上でも、心と体の繋がりはないがしろにしてはいけない問題だと思います。

加えて、私自身は昨今のストレス社会の事を考えると今後は益々その必要性が増すと考えています。ストレスから年々増加する自殺者、その自殺者の自殺の理由のダントツの第一位として「健康問題」が挙げられます。(健康産業の方は意外に思われるかもしれませんね)

また数ある健康問題の中でも「うつ病」「パニック障害」など心の病から自殺をする人が多数を占める現状からも(平成24年度版 自殺対策白書:内閣府)

今後は私達のような身体の健康に係る職業であっても、心の健康も配慮したアプローチといったものについても十分考えていかなくてはいけないのではないか?と思っています。

これは治療分野、健康増進の分野、美容の分野、に限らず、身体にアプローチする職業全般に当てはまると考えています。
というのも、それこそ身体と心は切り離せないものだからです。
フィジカルな部分だけ切り離し考えていく事は、ないがしろにされるメンタルな部分にとって何らかの不具合が出てしまっても仕方ないと考えるからです。



では、次回は少しメンタルな部分の健康と身体の関係について考察してみたいと思います。

メンタルな問題で何かと議論に上がる「トラウマ」についても、少し切り込んでいこうと思っています!

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