お芝居の面白さ。 | 豊永利行オフィシャルブログ「猫視眈々」Powered by Ameba

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先ほど歌唱中に泣いてしまったという記事を書いたのですが、その時に色々考えていて「やっぱ芝居って面白いなぁ」と思う事があったので追記( ̄▽ ̄)

当然のお話になってしまいますが、舞台上でお芝居をしている時は泣いていようが怒っていようが、それは役でありお芝居で泣き、怒っているんですが…(勿論感情はそこにキチンとあります)。

これはあくまで僕の場合なのですが、役として芝居をしている時、集中すればするほど、その人物になっていく感覚が強くなるんですよね。

自分なのに自分の感情じゃないというか…。

なので、泣いてる時、俯瞰で「あー泣いてんなー俺ー」って見てる俺もいるんですよ。

そして袖にはけてくると、俯瞰で見てた俺にスッと戻ったりするんですよね。

そこが面白いなぁと思いますし、素の自分じゃなくなっている時間、その人になっている時間、自分の手から意識が離れている時間がとても心地よかったりするのです。


例えば、烈!バカフキ!のトウガ様と今日のぼくくん。
同じ涙は流してますが、芝居をしている時は僕なんだけれど、泣き方、涙の流し方、感情の動き方が全然違うんですよ。
俯瞰で見てる自分が「あ、こんな泣き方出来るんだ…」とか思ったりするんです。

こういうのを感じると、つくづく「やっぱ芝居やめらんねーなー…新しい発見まだまだあるなー」と思うのでありました。

お客様にはあまり関係のないお話でございましたが、こういうものを見て、感じて「本当に泣いてる!?」とか思って貰えていたら、それはもう役者として本望ですし、そう魅せる事で伝えたい事、その時に表現したい事を感じて貰えていたら本当に嬉しいです♪

皆様に感謝を込めて…。

裏側のお話になってしまい失礼しました♪

それでは、良い夢を( ̄▽ ̄)