また少し真面目な話、かなぁ…?
どうだろう、書いてみないと分からないが…(^^;;
単純に思った事を書いてみよう。うん。
最近は舞台や声のお仕事だけでなく、歌やラジオ、そしてアニメ派生のイベントなどをやらせていただく機会が増えてきました。
おかげさまで、役を介さないと上手い事喋れなかった人見知りな僕でも少しずつではありますが、人前で「本人として」喋るという事、意味が分かってきたような気がしています。
そんな中、更に新たな経験として「ライブ」があります。
個人でインディーズワンマンとして行っていた「豊永屋」は完全に俺色。
照れ臭くなる事も、ちょっとカッコつけてみたりするのも、嬉しくて言葉が出なくなる事も、全て俺の色として出してみる。
それは時として、他人が見てどう思うのか分からない。
もしかしたら面白くない事もあるのかもしれない。
それも含めた俺の色というのを包み隠さず出せる場所。
勿論、パフォーマンス中は絶対に面白くなるように、沢山の打ち合わせを経て、チケット代金を払ってでも見にきて良かったと思って貰えるような作品を作ろうと必死こいて作ります。
そこも含めた「俺らしさ」が出せればと思っています。
但し、それは自分の事を知っていて、自分の事を見にきてくれるお客様への甘えだとも、思っています。
お客様に甘えて俺らしさを全面に出させてもらっています…ありがとうございます、という解釈が僕の中にはひとつの解答としてあるよ、という事ですな( ̄▽ ̄)
勿論それだけではないけれど…。
となってくると、豊永屋以外の場所でのライブ出演、いわゆる「対バン」や「ゲスト出演」などで出た場合はどないやねん、という話になってくる訳ですな。
そんな経験は今までほとんどした事が無いし、そもそも豊永屋だって、皆様のお力でようやく実現にこぎつけた訳で…。
当然、豊永利行という人間を全員が知ってるだろうなんておこがましい事は考えた事すらない。
知らなくて当たり前ですもの。
そんな、自分の事を知らない人に対するパフォーマンスの仕方。
こういう事を考える機会が凄く増えたなぁと、最近思う訳です。
いっぱい悩んで、いっぱい考えましたが、別にどうってこたぁないんですよ。
「ハマらなかったら仕方ない」って。
結局どんなに装ったって、取り繕ったって、自分らしさってのは隠しきれないし、隠せるほど器用じゃない。
その場で仮にハマってくれて、興味を持ってくれたとしても、それは本当の自分らしさにハマってくれたわけではないから、そのうち薄れていくんじゃないか?って。
ってことはやっぱり、本当の自分らしさを全面に出して「これが豊永利行という人間ですよー!」ってのを出した時に「自分には響かなかった。」「よく分からなかった」と言われたら、取り敢えずその場はもう仕方ないっすよね…。
んー、まぁ、つまり。
面白いと思わせる事が出来なかった俺の負けって事だわさ。
だから取り繕ったりはしない。
けどね。
自分磨きを忘れた訳じゃないのよ。
それをやめたら終わりだと思ってるから。
そんな時は、自分磨きが足りなかったんだと思う事にしているのさ。
表現力や魅力が足りなかったんだと。
だからまぁ、なんというか…。
皆様があまり気にする事ではないのだろうと思うのですよ。
俺のファンの方とか関係なく、誰かを応援してくれている人なら尚更ね?
単純に俺の力が足りなかったんだなぁ…もっと頑張るわー、という話です。
逆を言うなら、「そんなに沢山俺の事を知らない人がいるの!?チャンス!!」と、僕はむしろそう考えます。
そして、10人のハマってもらえなかった人よりも、1人のハマってくれた人の存在を心から喜びます。
まぁ、つまり、結局上手く言えなかったけれど…。
これからも頑張りますという事ですね!!(笑)