先日、火曜日のNHKの「うたコン」で、大竹しのぶさんが、「ザ・ローズ」を、日本語歌詞で歌ってました。一応、このブログとして、感想をメモしておきます。
米国では、ベット・ミドラーが歌って評判をとったこの歌、当ブログでも訳詩済み(by BTE)です。少し、探して頂くと出て来ますので、ここで、以下、再掲載はしません。
歌の冒頭は、「ひとはいう」でした。
英語詩では、「サム セイ ラ~ブ」です。それが「ひと は いう~」だったように思います。
曲の3つの音符、「ド」、「レ」、「ミ」で、英語、日本語、それぞれの、3音節を歌います。
もともと英語の歌ですから、それが、日本語で歌えているかを考えてみます。
そうすると、日本語では、この3つの音符で、何も歌っていないのが分かります。
「ひとはいう」って、「何を?」って聞くための助走です。それに対して、英語では、メインテーマの「ラブ」が真っ直ぐに提示されています。「サム セイ」は、どうでもよい掛け声でもあり、これから始まる歌のキューサインで、しかも、すぐ、続けて、歌が提示されます。
大竹しのぶさんが歌ったザ・ローズは、日本語で解釈された歌で、ザ・ローズの歌とは、ちょっと違うようですね。曲は同じですが。話は横道にそれますが。「The Song Is Ended」に言うように、「歌は終わり」、「曲は残る」、そういった状態になってますね。
大竹しのぶさんは「愛の賛歌」を、去年の紅白で日本語で歌いました。英語の歌も、日本語で聴けたら、それに越したことはありません。曲は曲ですが、歌は、言葉です。日本語で聴く英語の歌を、これからも聴きたいと思いました。英語は英語でよい、ということもありますが、日本語にしてしまいたいですね。
-2017.2.9Thu BTE
------------------------------------------
--------------------------------------------
--------------------------------------------
--------------------------------------------