ジャズ・ソングズ | 日本語で歌うジャズ詩

日本語で歌うジャズ詩

スタンダードジャズ詩の日本語訳詩のためのブログ。

ジャズ歌の流行ってた、1920~1930年代のアメリカってどんな時代だったかが、よく分かる本がありました。「オンリー・イエスタデイ」(ちくま文庫1993年)と「シンス・イエスタデイ」(ちくま文庫1998年)、どちらも、F.L.アレン(Frederick Lewis Allen)著、藤久ミネ訳、です。原著作は、「Only Yesterday」(Harper & Row1931年)と「SINCE YESTERDAY」(Harper & Row1939年)、です。

ジャズ歌に言及することは少ないのですが、「I Can't Give You Anything but Love」(1928年)は、どこかで挙げてました。アメリカの景気がアップ・ダウンし、世界も、揺れ動いた時代、ですね。

世界は、いつもそうだし、そのときのアメリカ人の気持ちが、ジャズ歌に、よく表れています。それは、我々も理解できる気持ちとして表現されているはずですね。

現代のアメリカ人も、ときどきは、そんな気持ちを振り返ってみたくなるのではないかと思います。今の時代、歌は、曲で記憶され、ジャズは歌で記憶されている、と言いたいところです。

トランプさんが大統領になりましたが、この年代の人が、どんな歌を記憶しているか、聞いてみたいですね。

- 2017.2.11Sat BTE

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