諸行無常 | 須弥山 歳覺寺 のブログ

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易学における八卦は万物生成における陰陽の中に陰陽が生まれ、
天地の四象を形成する。
易家二十四世 易 寿宝 (歳覺寺 住職・高木隆法)

平成27年10月12日(月)
旧暦 8月30日 (先勝)

『諸行無常』しょぎょうむじょうと読みます

涅槃経と云うお経の中に、
「諸行無常 是生滅法 生滅滅已 寂滅爲樂」とあります。

この世の存在するすべては、すがたも本質も常に流動変化するものであり、一瞬といえども存在は同一性を保持することができないことをいう 大変 哲学的な意味があります。

子供の成長を考えて見ましょう、生まれた赤ちゃんは自分の意思で体を動かして、脳内シナプスを活発化しています、又、口を動かして栄養源を体に入れようとしています。

生まれたその時より自分の力で成長していくことを模索しているのです。

人が年を重ねて成長して行きその時々に脳内シナプスはいろいろな今までの経験をその人の独特の形で一つの個性としてその人の人格を造ってゆきます。

それはその時その時成長してゆくので同じ状態でいることはありません、たとえば、転んで手に切り傷を負ったとしましょうそれは時間ごとに免疫細胞により完治の方向に進み一週間もすれば直っていきだんだん傷も分らなくなってきます。

諸行無常と言う言葉は決して悲観した言葉ではなく人生に頑張ればまた楽しい時がやって来るという素晴らしい言葉であると思っています。

皆さんも何かつらい事があっても明日は楽しい朝が来ると思い一生懸命に楽しい人生を歩いていきましょう。
      
 
 
ではまた楽しくお会いできる時まで!!!