無リスク資産として、僕も不定額で買っている個人向け国債(変動10年)ですが、昨今金利も上がってきていて今月募集分は0.69%(税引前)と銀行預金よりもだいぶ有利な利率になってきています。

 

 

さぞかし発行額も多くなっているのではないかなぁということで、調べてみたら意外な結果でした。

 

 

毎月発行となっている平成26年以降の月ごとの発行額(棒グラフ、左軸、単位:億円)と初回適用利率(折れ線グラフ、右軸)の推移です。

 

これ見ると、むしろ発行額が多かったのは最低金利(下限)である0.05%にほぼ張り付いていた平成28年から令和3年ごろの期間ですね。

このあたりの時期、メガバンクの定期預金が0.002%とかでしたから、それに比べれば有利な資金の置き所だったということでしょう。

 

考えてみれば、最近は株式を筆頭としたリスク資産が好調なので、利率が上がってきたとはいえ利率コンマ何%の個人向け国債を購入するくらいなら株式でも投資信託でも購入した方が良いというのが道理ではありますね。

 

僕自身も、あくまでポートフォリオにおいて一定の割合保有しておいた方が良いと考えている無リスク資産の置き場所としては(個人向け国債が)最適と判断していますが、投資効率を最優先に、かつ下落リスクを考えないなら、今の状況だと個人向け国債に資金を振り向けるという選択肢はないでしょうねぇ……(;^_^A

 

以前の記事で書いている通りなんですが……

 

 

生活費としての備えという面と暴落時の買い増し資金という面、両方に有益であろうということで一定割合を無リスク資産に割付けています。

長期保有を前提とするなら、余剰資産のほとんどをリスク資産に振るのが合理的であろうというのはわかりますが、心持ち(暴落時でもあたふたしない)の問題と暴落時に全てリスク資産に振っていると回復を待つ以外にできることが無いというのを避けたいというあたりの考え方に基づいています。

 

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個人向け国債の場合、直近2回分の税引き後の利息が差し引かれますが、元本そのものは購入から1年経過すれば解約時に満額返金を受けることができる上に今後も銀行に比して利率が有利であろうと思いますので、一定程度の購入を続けていく予定です。

 

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