最近、投資関連の本をちょいちょい読んでます。

もともと、読書自体はそんなに嫌いではないんですけど、歳がいってからはたまに興味を引く本があったりすれば読んだりってのはありましたが、何冊か同じジャンルの本を続けて読んだりってのはずいぶん久しぶりな気がします。

 

ということで……

 

 

投資信託クリニック代表、FPのカン・チュンドさんの「つみたて投資の終わり方」を読了しました。

 

カン・チュンドさんといえば、このブログでもちょいちょい紹介、引用させてもらってますが、ブログをよく読ませてもらって勉強させてもらっています。(^O^)

 

 

今回読んだ本、電子書籍版のみなんですが、水瀬ケンイチさんのブログで月替わりセールになっているという情報を見かけて、以前から読んでみようかと思っていた本だったこともあって即購入しました。

 

内容的には、つみたて投資の出口戦略ですね。

まずは老後生活に入る段階で資産に対する意識を変えていく必要性に始まり、老後資金としていかに取り崩していくかとという方法論が具体的に記述されていてたいへん参考になりました。

 

現状、取崩し始めるまでにはまだもう少し時間がありますが、金融資産をスムーズに老後資金として取り崩していく方策や、そのためにこの先老後生活突入に向けてどうやって準備をしていくかというところでも参考になる考え方が紹介されています。

 

 

具体例も提示しながらわかりやすく提案されていますので、最終的に資産をどう使っていくかという出口戦略に興味ある方はぜひご一読を。(^^♪

(この本の通り実行するかはさておき、自身がどうするかを考えていく際におおいに参考になると思います)

 

読了後さっそくですが、この先老後生活に向けて安全資産(現預金)とリスク資産の比率を、ある程度年数をかけて徐々に50:50に整えていくのが自分の感覚として望ましいかなぁと思ったんですよね。

 

以前、記事に書きましたが、現状リスク資産(勤務先の株式を除く)と無リスク資産(現預金と個人向け国債(生保の解約返戻金は除く))の比率は85:15にしています。

 

なので、50:50にするということで考えればリスク資産が過剰になっているので、この先どこかのタイミングでリスク資産への投資を控えて現預金に割り振っていく必要があるかも?と思ったので、まずは現状をチェックしてみました。

 

上記の通り、現状のリスク:無リスク資産の比率の管理対象としては、勤務先の株式(持ち株会と特定口座と両方あります)と生命保険は除いているんですよね。

理由としては勤務先株式は社内のルール上売却が自由でできない分があり、売却できる分はほぼ売却して投資信託等に買い替えてしまっているので、残っている分は自由度が低い資産だからです。

残っている分だけでも、それなりの金額があるにはあるんですが、個別株式ですから最悪0になる可能性もありますから、アセットアロケーションの前段階のリスク無リスクの比率をコントロールしている対象資産からはあえて抜いています。

 

生命保険については、60歳で払込終了になるので(それ以降のどこかのタイミングで解約返戻金を受け取って現預金にするかリスク資産に回すかということにはなりますが)、それまでは自由度が低い資産ということで、同じく比率コントロールの対象資産とは別勘定という感じにしています。

 

(まあ、勤務先株式とか生命保険あたりも全て合算した「総資産」の総額は計算して随時確認はしていますけどね)

 

これらの資産、勤務先株式と生命保険についても老後生活に入る段階で現金化可能ですので、これをとりあえず安全資産としてカウントしたらどうなるかというのを確認してみました。

 

複数の証券会社、銀行などに資産が分散していることもあるし、自分なりにチェックしていきたい比率なんかもあったりするので、すべての資産を一覧できる表を自作してスプレッドシートで管理しているのですが、その表の中に老後の安全資産とリスク資産の集計項目を作ってみました。

 

 

勤務先株式と生命保険を安全資産に割り振ると、あら……

総資産に締める安全資産の比率で50%以上ありますね。(;^_^A

 

あとは、現状はリスク資産としてカウントしているiDeCoについては、老後生活突入の時点(今のところは定年退職時の予定)で現金化されて安全資産でもリスク資産でも状況に応じて割り振れる感じなので、状況によっては一時金として受け取ってそのまま現預金にすることも可能です。

 

 

こういうことを考えると、取り崩し期にリスク:無リスク=50:50にするとしても、今のところはリスク資産に多めに割り振っていっても良いのかなという感じですね。

 

もちろん、資産取崩し期に入る段階でリスク資産を売却して現金化して比率を高めることも可能ですが、できることなら資産の比率調整のためだけに売却するのは避けたいかなぁという感じがするんですよね。

 

運用上のデメリットはあまりなさそうな気もするんですが(売却のタイミングが早すぎると複利効果のメリットが小さくなるのはデメリットになりますが)、せっかく積立ててきたリスク資産を使う前に売却するのはなんか寂しいかなぁという程度の話ではあるんですけどね。

 

とりあえず、本を読んで一つの指針を自分の中に持てたので、その指針に沿っているかどうかを確認してみてこれからの投資方針を考えるのにさっそく役立ちました。(*^^*)

 

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