昨夜はCPI発表からのドル高、株安となかなか激しい展開でしたね。( ̄▽ ̄;)

 

 

一夜明けて国内市場がスタートしましたが、こちらも前日終値から1%ほど下げてますね。

 

この1ヶ月ほどは国内外株式とも、年明け直後からの勢いは失速しつつ調整相場に入って、それでもジリジリと上げて(戻して)来ているかなぁという感じでしたが、そこに冷や水を浴びせられたというような展開ですね。

 

 

まあ、米国株メインに投資している投資信託(円ベース)については、同時にドル高円安にもなっているので、基準価額では影響は(株価の下げに比べれば)限定的かとは思いますが、ここまで円安が進むとどこかで介入という懸念も出てくるでしょうから、為替で上がった下がったというのは水ものと考えて、株安になっているということ自体はそれなりにネガティブな話ではあります。

 

さて、こうなってくると一時的な株安を取り上げて不安を煽るような言説が飛び交うのは毎度のことですが、こういう時はちょっと引いて見ましょうよ、というのが今日の話です。

 

 

S&P500のチャートを見ると……

 

 

直近5日間のチャートです。

右の方、真っ逆さまに落ちてその後横ばいになっているのが昨日の相場ですね。

 

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これ見ると、ドカンと落ちて上がってこない、この先さらに下がったらどうしましょう((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル……

という風に見えるかもしれません。

 

また、左に目を転じると数日前にも大きく下げているので、この先こんな感じでズルズル株価が下がってしまうかもしれないから、今のうちに売ってしまおう……という人はいるかもしれないし、いないかもしれないしですが、まあ右肩下がりになっていることは確かですよね。

 

一方で、少し引いて見てみましょうか……

 

 

直近6ヶ月間のチャートです。

これ見るとここ半年、全体としては右肩上がりで、ここ1ヶ月ほどは踊場的な感じで一服しているという感じに見えないでしょうか?

 

もちろん、この先どう動くかなんてわかりませんから、直近5日間のチャートから感じられる不安通りにズルズルと、あるいは何かのきっかけでドカンと下がる、かもしれませんが……

 

今日になって日経平均もさすがに下げて(前日終値から約500円マイナス)始まりましたが、その後はじわじわと戻して、前ビ家で-200円まで戻ってきました。

 

ダウやS&P500といった指標も昨日一気に下げた後は横ばいですし、前掲のチャート、S&P500の直近5日間あたりを見ていても、もうすでに昨夜のCPIが上振れすることや利下げの先送りや予想される利下げ幅の縮小といった要素はすでにある程度織り込んでいたような感じもします。

 

何にしても、相場が目立った動きをすると浮かれてみたり不安になったりすることもありますが、そんな時こそちょっと引いて、長いスパンで見てみたり、特定の国の動向だけでなく世界的な動向に目を向けてみたりすることで見えてくるものもあるでしょうし、過度に不安になることを回避できるかもしれません。

 

(今回については米国株安とドル高(円安)が同時進行なので、とりあえず円ベースの投資信託の基準価額への影響はチャートから見るよりもさらに小さそうですが、為替の動き次第ではどうなるかという感じでしょうか。)

 

と、楽観的な見方ばかりしているようなこと書いていますが、一方でこういう歴史も忘れちゃいけないですよねというグラフです。

 

グラフはhttps://myindex.jp/study/data/crisis.htmlからの引用

 

世界大恐慌クラスの暴落まで想定する必要はないんじゃないかなぁと個人的には思っていますが、それでも直近のリーマンショッククラスの-50%、回復まで数年程度を要するという暴落は常に「あるかもしれない」というのは投資における大前提でしょう。

 

 

また、そうなったら自分はどうするかというのは決めておいた方が良いですよねとは思っていて、いつか暴落局面になったら決めた通りに淡々と動くだけにしておけば短期的な値動きにあまり過敏になることなく眺めていることができるんじゃないでしょうかね。(*^^*)

 

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