日本株、なかなか下がる方向性から抜け出せない感じですかねぇ
とはいえ、一時ほどの急激な下げでもないので、為替・日本株はこのあたりがいったん落ち着きどころになって、日銀の動向がはっきりしたところで上がるにせよ下がるにせよ動くのかなぁとも思いますが、さてどうなりますかね。
さて、先月に本を買ったという記事を書きました。
この記事の最後に、買ったけどまだ読了していない本があるから、先にそっち読むと書いていましたが……
買ったのは去年の夏……(;^_^A
インデックス投資界隈では古典的な感じの扱いですが、バートン・マルキールの「ウォール街のランダム・ウォーカー」ですね。
これをやっと読み終わりました(^^♪

チマチマと時間をかけて読んだのですが、投資自体や、投資手法・分析などに関する歴史的な流れに関する記述、それを受けての現在で取り得るいくつかのアプローチに関してまとめられており、特に株式投資に関して俯瞰するための知識が得られるという感じでしょうか。
難しいわけではないのですが、訳が今一つこなれていない感じで少し読みづらさはあるけれど、おそらく原文のニュアンスを間違いなく伝えようとしている(訳者による曲解やフィルタリングを排除する)ということかなとも思います。
内容としては、インデックス投資・長期投資を標榜されるブロガーさんあたりが日々発信されている情報のベースにある情報だったり考え方ということで、改めてそのあたりの情報に対する論理的な裏付けが確認できますね。
結論としては、ランダム・ウォーク(※)する市場に対して、色々考えてもしょうがないという諦観と、だったらインデックス投資一択だよねという達観を得ることができる良書かと思います。
※ランダム・ウォークって日本語では「酔歩」「乱歩」と訳されるようですが、「千鳥足」って方が風情があって良いのではと個人的には思います( ´艸`)
また改めて機会を見て読み返してみたいと思います。
ということで……
次は、先日買ったチャールズ・エリスの敗者のゲームを読まないと(^_^;)
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