先日アップした記事では、アメリカ大統領選挙絡みで(何がしかの影響が出てきそうではあるので)投資において、その影響をあまり受けないようにどう立ち回るか、的なことを書きました。
この中で、iDeCoのスイッチングをしておこうかなぁという検討に伴い、iDeCoならスイッチングやリバランスについて直接的な手数料は発生しないのだけれど「iDeCoのスイッチングには数日程度日数がかかり、その間は運用から外れている状態のため、その間の価格変動によるリスクというか機会損失はコストといえばコスト」ですよねと考えたのですが……
この機会損失について改めて考えてみようかなというのが今日の記事です。
2019年の記事ですが、投資ブロガーのDr.ちゅり男さんのブログ記事
チャールズ・エリスの「敗者のゲーム」の中の「稲妻の輝く瞬間」というフレーズについて紹介されています。
相場が急に上昇する瞬間があり、その場に居合わせるためには暴落とも付き合う覚悟が必要とのこと。
そういえば、先週末に米国株式が値を下げて、今日は国内株式も大きく下げていますね。
例えば、こういうときにもじっと稲妻が輝く瞬間を待つことが必要ということでしょう。(まあ、暴落というほどのものではありませんが)
この稲妻が輝く瞬間について、もう少し具体的に紹介している記事がありました。
マネーの達人の記事です。
「1980年から2016年の間で、ベストの何日かを逃した場合のリターンへの影響」を見た場合に以下のことが言えると。
「・ 上昇率上位ベストの10日に投資をしていなかった場合は、一貫して投資を続けた場合と比べて利益が3分の1になってしまい、
・ ベスト30日を逃してしまった場合は、約半分にまでなってしまう」
冒頭のiDeCoスイッチングの僕の記事では、運用から外れる=相場から退出している期間について「コストといえばコスト」と書いていますが、稲妻の輝く瞬間に居続ける必要性を考えてみると、それはやはり明確にコストなんだろうなと思いました。
であるならば、仮にスイッチングなりを実施(相場からいったん退出)するのであれば、明らかに相場が不安定な時期は(下がっているにせよ上がっているにせよ)避けるべきだろうなという風には思いますね。
まあ、そう思っていたとしても、平穏な凪の期間でも急に暴騰・暴落ということはあり得るのだとは思いますが……
さて、この「稲妻の輝く瞬間」というフレーズを生んだ「敗者のゲーム」、ちょっと前にKindle版がポイントもらえるということもあって購入はしたんですが、まだ積読状態(電子書籍なので積めはしませんが(^_^;))……
早く読まないとですねぇ……
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