1月に書いた記事の続きというか、この記事からの心変わりというか……

 

この記事の主旨としては、(日本株高配当ETFの購入について)「70万円/年で購入していって再投資分まで含めて400万円程度まで」、(その400万円は簿価ではなく)「評価額で400万円に達すればひとまず終了」ということでした。

 

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今回、心変わりしたのは『70万円/年で購入』の部分です。

もともと、この投資額の設定は高配当ETFのとりあえずの目標金額を400万円に据えて、それを5年程度で達成⇒分配金再投資を考慮すれば70万円×5年程度でイケるかなというざっくりとして話がベースにありました。

 

一方で冒頭の記事でも書きましたが、キャピタルゲインもある程度見込める(もちろん下がるかもしれませんが期待値的には見込んでいます)ので、実際に購入すべき金額はもう少し少なくて済む可能性がそれなりにある。

 

昨今の日本株について、好調過ぎなんじゃない?とは肌感覚としては思いますが、それでも多少なりとも日本株も成長していくとするならば、購入すべき額はもう少し少なくなりそうな感じもします。

 

一方で、キャピタルゲインを見込むなら早めに仕込んでおいた方が良いというのもまた道理ですから、早めに予定額まで埋めてしまった方が良いのでは?と最近気づいたんですよね。

(いや、「思い込んだ」という方が適切かも……試算してどうこうって話でもなく感覚的なところでそう思ったという話です)

 

 

早めに埋めてしまう場合のメリット

①(目標金額到達以降の)キャピタルゲインを期待できる期間を長く取れる

②今後値上がりをしていく前提なら割安に購入できる

③埋めてしまった後の分配金については、(ETFは目標金額に既に達しているのでそこに再投資する必要がなくなっているので)メインのインデックス投資信託(スリムオルカン)の購入資金に充当できる

④早期に目標金額到達すれば、以降の投資についてシンプルにできる(要はオルカンをひたすら買うだけになる)

⑤NISA枠の消化は簿価(購入時の価格)ベースなので、今後値上がりをしていくことを前提とするなら、目標金額到達までの時間をかけない方が同じ口数を保有する場合では枠の消化が少なくて済む

 

※⑤については、年間投資枠があるため、高配当ETFを多く買っている期間はスリムオルカンの購入が少なくなるので、NISA枠の利用効率は行って来いになるかなとは思いますが……(それぞれの値動き次第で結果論として良かった悪かったはあるでしょうけれど)

 

逆にデメリットとしては

①短期間で購入するので高値掴みになる可能性はある(特に昨今の国内株式の過熱感を見ると)

②NISAの年間投資枠のインデックス投資信託の購入額を減らす必要があり、短期的には国内株式に偏ってしまい投資先の分散効果が薄れたり、インデックス投資信託の複利効果が低減されてしまう

 

といったあたりが検討材料かなと思います。

 

 

メリットはさておき、デメリットについては、自身を納得させることができる、あるいはメリットの方が上回ると思えるならそれは問題にはならないので、まずはデメリットの①について考えてみます。

 

これについてはまあ、あるでしょうね。ただ、逆に言えば購入期間を長くして期間中にドンドン値上がりして言った場合は安値で買えたチャンスを逃したと(結果的には)なってしまうわけで、どちらに転ぶか分からない以上考えてもしょうがないのかなと思います。

 

デメリット②は、年間投資枠が決まっているNISAの制度上避けられないことですが、何かを多く買おうとすればその分それ以外の投資商品の購入額を減らすことになることから起きることですね。

 

まずは、もともと想定していた日本株(高配当ETF)と全世界株式の投資信託との比率からは一時的に乖離する(日本株が多くなる)わけですが、そもそももともと想定していた比率が何か根拠があったかというと「なんとなく」というところであり……

また、どのみち高配当ETFの目標金額に達した後はオルカンに一本化していくので、程なくもともとの想定と同じような資産割合になると予想されるので、これも問題ないかなと思います。

 

一時的に購入額が小さくなる投資信託の複利効果については、投資信託だけを考えれば低減されることは間違いないですが、ETFもキャピタルゲインが期待できると考えていますし、分配金についてもリスク資産への再投資をするわけで……

そうなると、投資信託とETFどちらが利回りに優れているかはわからないことなので、これもまた考えてもしょうがないでしょうね。

 

ということで、自分なりに納得できるところではあるので、来年~再来年あたりにかけて高配当ETFの購入割合を増やそうと思います。

 

金額的なところでは、今年は日本株高配当ETF2本を年初にほぼ35万円づつ×2本=70万円分購入しましたが、まず来年は年初に一括で90万円×2本=180万円としようかなと思っています。

180万円の理由は、単純にNISAの年間投資枠(360万円)の半分ということです。

 

キャピタルゲインがどの程度得られるか(当然のこととして、損失が発生する可能性もあります)次第でどうなるかわかりませんが……

 

今年NISA口座で購入した分が現状の評価額で約80万円ほどになっており、昨年に楽天証券で開設していた一般NISA口座で保有している高配当ETF2本の評価額が50万円程度あるので、合わせて現状で130万円ほど高配当ETFを保有しています。

 

これに来年180万円合わせると合計310万円となります。今年の1月あたりで10%ほど評価額は増えましたが、さすがにそれは出来過ぎでしょうね。

現実的なところで考えて、現時点から来年にかけてなにがしか(10%/年程度)のキャピタルゲインがあるとすれば、来年末には350万円くらいにはなっているはず。

(仮に10%/年のキャピタルゲインだとすれば、130×1.1^2+180×1.1=355.3万円)

 

分配金(実績から3%台を見込んでいます)の再投資を考慮すれば評価額で約370万円あたりまでは行けるかも……

(仮に分配金3%とすれば、130*0.03(既存保有の今年分)+130*1.1*0.03(既存保有の来年分)+180*0.03(来年購入分)=3.9+4.29+5.4≒14万円の分配金を見込む・NISA口座での保有なので全て非課税)

 

こういうのを何ていうかというと、「捕らぬ狸の皮算用」ですね( ̄▽ ̄;)。

 

あくまで仮定に基づいての話ではありますが、この皮算用通りに推移すれば、再来年年初に400万円に不足する分を少し買い足して高配当ETFについてはとりあえず購入は終了、以降の購入積立てはオルカンに一本化、ETFの分配金もオルカンの購入に充当するという計画にできるかなと考えています。

 

どのみち、今年のNISAの成長投資枠はほぼ使い切っているので、実行するのは早くても来年年初の話ですから、それまでにまた考えを変える可能性もありますが、(どの程度かはさておき)来年については高配当ETFの購入額を増やすのはやる予定です。

 

なお、この記事だけ読むと、年間投資枠を使い切る前提で結構景気の良い話を書いているように見えますが、NISA枠の資金について当面の間(保有している特定口座の投資信託が尽きるまで)、保有している投資信託を売却して工面していくというのは変更ありませんので、特定口座からNISA口座への引っ越しの際に資産を組み替えているにすぎません。

僕の入金力(給与・賞与からの資金)だけだとNISA口座の生涯投資枠を埋め切るのが先か、人生が終わるのが先かという感じです(;´Д`A ```

 

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