そういえば、三本の矢という逸話がありましたね
今日のは、それとは全然関係ない話です。
過去に何度か記事にしていますが、僕のポートフォリオには高配当系の日本株ETFが含まれています。
上記記事の通り、将来的な話として、インデックスファンドの取り崩しでいくのか、それに高配当ETFからの分配金も加えていくのかのテスト的な意味合いで新旧NISA口座の枠の一部を割り当てています。
そんなのを去年から始めていて、何度か購入はしたりする際に野村アセットマネジメントの当該ファンドのホームページを確認することがあるんですが、以前から気になっていたことがありました。
僕の場合、2020年に投資らしい投資（というのも変な言い方ですが……）を始めたんですが、まずはiDeCo、そこからNISAという感じで徐々に深みにはまっていき……という流れなので、投資商品としては最初は投資信託から入っています。
なので、この画面にある「基準価額」というのは馴染みがあるんですが、それとは別に「取引所価格」というのも表示されていますよね。
確かに、日に一度基準価額が決定される（ETFではない狭義の）投資信託とは異なり、ETFは一般的な株式と同様に取引所での取引を通じて価格が決まるわけですから取引所価格というのがあるのはわかるけれど、逆に「ETFにおける基準価額って何(。´･ω･)？」状態になりつつ、（そんなに大きく違うものでもないですし）まあ良いかと放置していたんですが、先日見かけたこの記事で理解できました。
「取引所価格は、一般の株式と同様に、投資家が取引所で売買する際の価格のことで、その時の需給を反映し、リアルタイムで変化します。そして、取引終了時に「終値」としてその日の価格が確定します。」
「基準価額は、ETFに組み入れられている有価証券の時価評価に株式の配当金や債券の利息などの収入を加えた資産総額から、ETFの運用に必要な費用を差し引いた純資産総額を発行済口数で割って求められる１口あたりの値段です。基準価額は、1日に1回保有する資産等の市場の終値をもとに算出され、20時頃に公表されます。」
ということで、ざっくりと
・取引所価格＝需給により市場で決まる売買価格
・基準価額＝資産の合計を口数で割った理論上の価格
って感じで良いのかなと。
なので、多少なりとも両社に相違が生じることはあるけれど基本的には相関していると考えて良いと思うんですが、チャート見ると時々その乖離が大きくなることがあるようなので、売買に際して（割高なのをつかまないように）この２つの価格の相違は一応チェックした方が良いのかなと思いました。
で、3つの価格ということなので、もう一つ価格がある訳ですが……
「インディカティブNAV（NAV＝Net Asset Value）は、ETFの基準価額のリアルタイム推定理論値を表しています。基準価額は前日の終値で算出されたもので、当日の株価変動が反映されないため、投資家が取引中のETFの純資産価値を把握できるよう、取引時間中の投資対象の有価証券等の時価変動に基づいて、15秒毎に公表されているのがインディカティブNAVです。」
リアルタイムの基準価額という感じですかね。
「インディカティブNAVを利用することで、売買しようとしているETFが推定理論価格と比較して、割安か割高かを知ることができるのです。」ということなので、ETFの売買に際してこちらもチェックすべき数値なんでしょうね
ただ、僕の場合についてはいえば、基本的には買う一方で買ったらガチホ。おまけに買うタイミングもNISA口座で年初に（その年分を）一括で購入＋分配金出たら再投資ということで、タイミング的にも大体決まってきてしまうので、よっぽど変な（大きな）乖離が無ければ細かい数値の違いにはあんまりこだわらない方が良いのかなとも思います。
回数（時期）を分散して購入、長期に保有していれば取引の都度の出たり入ったりは均される（平均化）されてしまうでしょうしね。
で、3つの価格の記事の最後の方で「マーケットメイク」「マーケットメイカー」なる言葉が出てくるんですよね。この記事の説明だと今一つ呑み込めなかったので、わかりやすい記事は無かろうかと探して見つけたのがこの記事です。
要は流動性を高めるために「サクラ」的に取引に参加するマーケットメイカーがいて流動性を高める＝コストを低減するという感じの制度なんですね。
まだまだ知らないことばかりですが、また一つ、いや三つ賢くなりました( *´艸｀)
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