昨年末からフライング気味にスタートして(引渡が今年であれば昨年中に注文、約定はできた)、買付してきたNISAの投資枠。
以前書いた記事の通り、成長投資枠の特に投資信託(オルカン)については購入とその資金となる投資信託の売却を同時、もしくはほぼ同時に行う関係上スタート時点で手元に用意できた現金を上限として複数回売買を繰り返すしかなく、結局オルカンについては5回に分けて買付となりました。(ETF2本については昨年中に予定額分を購入済)
昨日、最後に出していた注文が約定。
これで、1月に予定していた成長投資枠分のオルカン購入は完了です。
成長投資枠240万円のうち、8万円ほどの利用可能枠が残っていますが、高配当ETF2本+楽天証券の旧NISA口座で保有している高配当ETFの分配金再投資の受け皿として4万円ほど残しておく必要があり、かつ現時点では今年分配金がいくら出るかというのが分かっているわけではないので、その分余裕を見ています。
分配金の様子(各ETFそれぞれ年4回)を見ながら埋めていく予定です。
たぶん2回くらいに分けて実施するとは思いますが、この1月購入分と同様に、リスク資産の売却→その資金でオルカン購入という流れになります。
つみたて投資枠については、当初予定通り月10万円づつ×12回で枠を埋める予定(こちらも成長投資枠同様。資金は特定口座で保有している投資信託を随時売却)で、1月分はすでに約定済です。
成長投資枠の資金(保有していた投資信託の売却)と成長投資枠での買付の様子を記録しておきます。
時系列ではこんな感じ……(青文字が売却、オレンジ文字が買付)
約定日
12/19 Slim米国株式 auカブコム証券で売却 税引後708,999円
12/27 Slim米国株式 auカブコム証券で売却 税引後131,034円
12/28 Slimオルカン 楽天証券で売却 税引後272,358円
12/28 Slim米国株式 auカブコム証券で売却 税引後101,349円
12/28 Slimオルカン SBI証券で買付 約定額500,000円
12/29 NF高配当50(ETF) SBI証券で買付 約定額346,800円
12/29 NF株主還元70(ETF) SBI証券で買付 約定額363,285円
01/09 Slim米国株式 auカブコム証券で売却 税引後233,332円
01/09 Slimオルカン SBI証券で買付 約定額236,000円
01/10 Slim米国株式 auカブコム証券で売却 税引後376,981円
01/10 Slimオルカン SBI証券で買付 約定額370,000円
01/15 Slim米国株式 auカブコム証券で売却 税引後223,446円
01/15 Slimオルカン SBI証券で買付 約定額230,000円
01/17 Slim米国株式 auカブコム証券で売却 税引後271,267円
01/17 Slimオルカン SBI証券で買付 約定額270,000円
我ながら……ネットでポチポチするだけとはいえ、よくまあこんな面倒なことやったなと( ̄▽ ̄;)
売買に加えて、銀行口座間の振込とか振替とか(ネット銀行の無料利用回数を駆使したので手数料はかかっていません)も面倒でした(;´∀`)
結局のところ、最初に投資信託買付用として50万円現金は準備できて、それに合わせて保有していた投資信託を売却したんですが、その時に受渡日がずれたのが発端で、やっているうちに即口座間を移動させていかないと資金の出どころだったり次の取引で必要な売却額がわからなくなりそうだったこともあり、資金をできるだけ早く口座間移動して買付可能になりしだい即発注、みたいな流れにしてしまったので、無駄に取引回数が多くなった感じです。
まあ、冷静になって考えればもっと楽なやり方があったろうになぁと思いますが、この経験は来年以降に活かします。
そもそもの話としては、今回で言えば投資信託は160万円分を目途に購入していますから、価格変動のリスクを避けるために同日での売買をする場合でも、160万円の現金(買付余力)を準備できれば、売りも買いも同日に一発で終了できるんですけどね。
来年はせめてその半分(80万円)くらいまで準備できれば売り買い各2回で完了になるので、楽になるかなと。
おそらく来年はまとまった特定口座の投資信託はNISA口座を開設しているSBI証券くらいしかなくなってしまっているので、口座間の資金移動もやらずに済むようにはなるのでそこも楽になるはず。
12/19の売却と12/29のETF2本は(同時売買のための現金が無かったので)少し日が空いていますが、それ以外の売買は基本的に同じ日に注文、売ったのは米国もしくは先進国株式、買ったのはオルカンということで値動き的には大きくは違わないので基本的に売買時の値動きでの損得はほぼ無いはず。
(違う投資信託ですから微妙に損得はあったものと思いますが、確認するすべもありませんから、損得無かったということにしています)
(値動きでの損得は無いですが、売却したのは全て利益が出ていたので税金は発生しています。それはまあ、非課税口座に移すための手数料と割り切っています。特定口座で保有していれば、いずれ現金化する際には税金は発生したわけですしね)
回数分けたりしているので、一応売買時の基準価額の平均も記録しておきます。
ETF購入分
売却 Slim米国株式 基準価額24,203円 税引後708,999円
買付 NF高配当50 約定価格57,800円×6口=346,800円
NF株主還元70 約定価格1,495円×243口=363,285円
投資信託購入分
売却 Slimオルカン 基準価額20,885円 税引後272,358円
Slim米国株式 基準価額(平均)24,713円 税引後1,337,409円
購入 Slimオルカン 基準価額(平均)21,113円 買付総額1,606,000円
期間中オルカン、米国株式ともに上昇傾向でしたから売る方も買う方も期間中上がっていく中での売買になりました。
前述の通り、売買時の損得は基本的にはほぼ無い感じになっているはずですが、できるだけ安いタイミングで購入した方が投資枠(投資額の上限)がある中でも多くの口数を保有できますから、その意味でもできるだけ早くまとめて購入できれば良かったなぁと……まあ結果論ですけどね(;^_^A
ちなみに、税引き後230万円程度になるよう口数を調整しながら売却しましたが、一連の売却で発生した税金は91,989円でした。
仮に、今回買付けたETFとオルカンが5%の利回りだとすれば230万円×5%で年ごとに11.5万円の含み益が発生、×5年すれば60万円弱、税率20%とすれば5年で特定口座なら発生する税金の回避額の方が上回る計算ですね。まあ、実際には保有し続ければ複利効果もあるし、(期待値も込めて)もう少し良い利回りで運用できれば(回避額が上回るのは)もっと早まるかなと思います。
(当然のことながら基準価額下がることもあるし、利回りが期待通りにいかないこともある、のを承知の上でざっくりとした話として書いていますので、為念)
もっとも、この税金については、今後資産の含み益が増えていくことを前提とするなら(そう思っていなければ投資しませんけどね)、特定口座で保有していれば現金化する際にどのみち税金は発生しますから、それを先払いしているに過ぎないんで損得を考えること自体があまり意味がないことでもあります。
ということで、2023年の成長投資枠の大半については取引完了。つみたて投資枠の方も売買ともに自動化しているのであとは基本的には放置になります。
今年については、成長投資枠の残りを埋める作業と、つみたて投資枠の方は税引後で購入分の金額にしたいので定期売却額の調整と定期売却設定している投資信託が春あたりで弾切れになるので、売却する投資信託の変更などは適宜やる必要はあります。
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