早4ヶ月も経ってしまいましたが、今年3月京都旅の
超簡単レポを綴っていきたいと思います。
初日の山南忌講演に関してはこちら ご参照。
6年前に権東品氏の山南忌講演の際、15分程お話させて頂いてはいるのですが
その時よりはるかに始まる前の緊張感が半端なかった
講演内容ですが少し個人的なことからお話させて頂きました。
・大河ドラマ「新選組!」から新選組を知り、ちょうど20年が経ったこと。
・「ちょうど150年前のその日」をblogに綴る為に、山南切腹の少し前に初めて「山南忌」に参加して、会場の後ろの方から背を伸ばして舞台を観てたこと。
・今年は山南敬助の160回忌であり、その時に講演することに感無量であること。
そこから「山南」の名前読みの話、山南が「総長」ではないのでは?の話
そしてメインの「脱走」説や「切腹」に関して。
近藤と「離れて」いた為におきたのではないかという、齟齬。
史資料の「性質の見極め」「読み方」「解釈の仕方」
それらによっても変わってくることも含め、タイトルの回収
レジュメに使用しました史料は
「新撰組始末記記(一名壬生浪士始末記)」「近藤勇の事(江戸会誌)」「維新階梯雑誌」「新選組浪士始末(新選組展2022図録)」「新選組遺聞」「釼術覚帳(古谷家)」「新選組始末記」「文久四年甲子異聞録」「梧桐叢書(萩原信之家文書)」「残し置く言の葉草」「旅硯九重日記」「小島日記」「浪士文久報国記事」「両雄逸事」「学海日録」「幕末浪士の來書/明治31年新聞「日本」 竹田子投書」(「歴史研究」 第705号・ より引用)「肥後藩京都留守居役・上田久兵衛書状」
ご聴講下さいました皆さまの心の中に「何か」が残って下されば幸いです。
新選組史 再考 講座
今月テーマ
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令和6年文月6日 汐海 珠里