バタバタと過ごしております、珠里です。

先日は「新選組史 再考 9」のオンライン講座でした。

ご参加の皆さま、ありがとうございました。

次回は25日(日)13時30分~になります。

テーマは「改めて、だんだら羽織と土方の日記・近藤の天狗」です。

ご興味ございます方は、ご連絡下さいませ。

 

某区シルバー大学の講義も、一昨日3回目を実施。

前回受講の感想も頂いたのですが、とても参考になります。

「新選組」に対するこれまでのイメージ等がそれぞれ異なり

様々な角度から、改めて私も感じることもあり

忙しいながらも楽しく講義資料を作成できること、有難く思います 照れ

 

 

さて、本題。

今月3日に実施した「日野ミニツアー」のラストです  ニコニコ

前回の記事は 下矢印

 

 

歳三竹ストラップの抽選のあと

実は当日のビッグサプライズがありました 照れ

 

ご参加のおひとり、Yさまがご自身所有の真剣を持ってきて下さいまして

その刀を披露して下さるとのこと。

しかもいずれも土方歳三に関連の刀です。

 

まずは「葵紋二代目康継

そう、佐藤家にある土方歳三が源之助君にあげたと伝わる刀と同じ刀工のものですね。

 

 

刀身がピカピカで、どうしても人が写り込んでしまいます。

そのあたりはお許しを。

 

そして「堀川国広

そう、勇さんのお手紙の中に、歳様が脇差として持っていると書かれたもの。

 

土方氏も無事罷在候

 殊二刀は和泉守兼定二尺八寸、脇差壱尺九寸五分堀川国広

      (文久3年10月20日付け近藤勇書状)

 

 

 

 

そして同じくその書状に書かれた「和泉守兼定」つまり「ノサダ」

これは関兼定の二代目ということになります。

(現在土方歳三資料館所蔵のものは、会津十一代和泉守兼定)

 

 

 

もちろん鑑定書も折り紙も、見せて頂いたのですが

もれはもう本当に素晴らしいの一言に尽きる…

 

勇さんのお手紙に書かれるノサダって、「二尺八寸」というメッチャ長いもので

(実際にはこんなに長いノサダがあったのか、不明)

そんなに長かったら、きっとすごく重くて振れないと

以前アカデミーで座談会した時に谷さまがおっしゃっていたのですが

この刀は「二尺二寸五分

バランスが良いのか、持つととても軽く感じられて

素人の私がみても「斬れる」と思わせる刀でした 飛び出すハート

 

勇さんのお手紙の「和泉守兼定」がどうしてノサダなのか等

ジャポニスムアカデミーでの座談会の時の記事はこちら 下矢印

 

 

 

  ※ 手前左の方が所有者のYさま

 

たぶんこの日のミニツアーで、一番盛り上がったのではないでしょうか 爆  笑

持ち主のYさまも実際に剣術もされますし

「ちばい」の谷さまも加わって、実戦ではどうなのか等

色々はお話が交わされて(私は時々チャチャを入れるだけでしたが)

今度は「ちばい」のお庭で、藁の試斬会をしましょうか?

という提案も ウインク

 

 

その時はまた、宜しくお願い致します 照れ

 

「日野ミニツアー」ご参加の皆さま

「佐藤彦五郎新選組資料館」の佐藤福子館長ならびに副館長

「蕎麦処ちばい」の谷享司さま

刀をお持ち下さいましたYさま

心から感謝申し上げます m(__)m

 

歌舞伎座花篭講座

 

 

 

新選組史 再考 講座

 

新選組史再考と両雄刀剣談

※ ご希望の方はご連絡下さいませ

 

 

   2022年9月22日  汐海 珠里