厚木基地で日米親善「スプリングフェスティバル2024」が開催され見に行ってきました。
好きなアメリカン消防車が展示されるのでワクワク楽しみです
この日は勤務あけでの見学なので、入場まで長時間になると覚悟していましたが意外とスムーズに入場出来て、空いている状態で撮影出来ました。
インターナショナル社製デュラスターシリーズの車両にピアース社が艤装したポンプ車で、在日米軍用に特注された車両です。右ハンドル車、ポンプパネル、梯子ラックの位置が本国使用とは逆の造りになっています。2009年型の車両でRESERVE-1(予備車-1)です。
この車両はポンプ1250GPM(4750L/m)、水槽500GAL(2000L)、泡剤50GAL(200L)を搭載しています。同型車のRESERVE-2が根岸STATION-5に待機しています。
こちらは、インターナショナル社製ウォークスター/ピアースのハズマットトラック(危険物対応車)Hazmat7-4です。HAZMAT(危険性物質・危険物)を意味し、特殊災害に対応する部隊の使用する車両です。同型車が横須賀SUTATION-1に配備されています。
この車両は、ピアース社製アローXTシリーズのキャブシャーシを使用した100フィート(30m)バスケット付梯子車LADDER-4 (L7-3)で、ポンプ2000GPM(7600L/m)と水槽300GAL(1140L)を装備しています。同型車が横須賀STATION-1に配備されています。
この車両は救難消防車1B型でモリタ製。ベースはイタリアFRESIA社製F800、5500L水槽を装備しています。
こちらは海自の消防署。救難消防車、水槽車、救急車が見えます。滑走路の向こう側です。
日産キャラバン「ATSUGI-3」
消防署の裏側も回れたのでちょっと覗いてみました。規制のテープが貼られているので近づけるのはここまで。
日産キャラバン「DISTRICT CHIEF-3」地区隊長車 隣にはポンパ-ENGINE7-1
近づいて1台ずつとりたかったのですが先には進めません。
この日は2回消防隊のデモンストレーションが予定されているので、少し早めに場所確保です。
車両火災の訓練装置。
昨年開催の東京国際消防防災展でも披露された資機材です。ガスで炎を出します。
演習は、車両が事故を起こしドライバーが車内に取り残され車両火災が発生するというもの。
時間となりデモンストレーションが始まります たのしみです
演習は2回分を一つにしました。
事故車からは大量の煙が
現着し隊員が降りてきます。赤ヘルのクルーチーフ(小隊長)、黄色ヘルのファイヤーファイター(隊員)、黒ヘルのドライバーオペレーター(機関員)の4名編成です。
クルーチーフが駆けつけ状況確認をし、ファイターがバンパーに収納されているホースを準備します。ドライバーはタンク水を使いポンプを回し送水準備を。
消火用2インチホース(50mm)を素早く延長し放水開始 隊員がドライバーを搬送。
大量放水で炎が収まりました。
無事活動終了です
消火栓から吸水の準備です。
消火で使用したタンク水を消火栓から充水です。吸水用の4インチ(100mm)ホース。
ポンプ操作盤には、圧力計、連成計、各放水口に圧力計やマルチディスプレイ等、アメリカの消防車は一ヶ所で操作するタイプです。中央にある「Pump Boss」には、スロットルバルブ、エンジン回転数、油温計、水温計、電圧の表示灯があって、コンピューター制御で操作します。
充水が完了 ホースをクルクル巻いて水抜きをし収納します。
ピアース社製セーバー2018年型ポンパー(ポンプ車)ENGINE7-1で、ポンプは1250GPM(4750L毎分)、水槽750GAL(2850L)、泡タンク50GAL(200L)を装備した車両。在日米軍向けの特別仕様車で、右ハンドル、ポンプ操作盤、梯子の位置が本国仕様とは逆の造りになっています。
撤収準備が整い車両が動き出します。
赤灯をピカピカさせ消防署の裏側へと引揚げていきました。
方向変換するタイミングを狙ってパチリ
日産キャラバン「DISTRICT CHIEF-4」一世代前のタイプの車両です。
この日何度か消防車のサイレンを鳴らすデモンストレーションがあり目の前で見ていました。
そして引揚げる前にまた消防署の裏側に行ってみることに。
そして何台かパチパチ撮影をして会場を引揚げました。
今回も好きなアメリカ製消防車をたくさん観ることが出来て満足な一日でした
来週は横田基地友好祭。また米軍消防車がたくさん見られるのか楽しみです
そして、他にも楽しみなイベントが
「みずぺ」水の消防ページェント 5年ぶりの開催で消防艇や消防ヘリコプターの迫力のある演習が見られます。
池袋で毎年行なわれている「沖縄めんそーれフェスタ」 都内で沖縄を満喫出来る楽しいイベント。