先日、読売新聞を読んでいたら都内版に「米軍ハウス生活の跡」という記事があり、企画展が行われていることを知りました。
そういえばこの前に横浜の根岸で米軍消防車を見学に行った時、閉鎖された住宅施設でアメリカンハウスを見てきたばかりだったので行きたくなりました この企画展は2月7日までなので予定を調整して出かけてきました 2021年1月29日
車を飛ばし、久しぶりの横田基地に到着
まずは東地区の消防署に来てみると。 「オッ消防車がいる。ラッキー」
昼前に到着したので、まさか出ているとは思ってもみませんでした
でもこの後すぐに、どこかに出掛けていきました。
いつもは早朝の点検に合わせての見学。そして点検が終わると車庫に戻ってしまうので、日中に見られることは無く、この日はタイミングの良いラッキーな瞬間でした
そして、「何か飛行機が飛んでいないかなぁ」と滑走路の見える基地南側へ移動
今は閉鎖されている18ゲート(サウスゲート)近くに来ると、「キイ~~ン」と遠くからエンジン音が聞こえ見てみると、戦闘機がいるじゃありませんか~ 急いで車を停めカメラ片手に猛ダッシュ
航空機ファンの方が待ち構えている処まで約300m程。 「急げ急げ~」と準備運動なしの猛ダッシュは、五十代の体にはチョットハード
おまけにマスク着装でのダッシュは、苦しいのなんのって拷問状態
途中、F16が動き出したのでここでまずは写真を撮らねばと、「ゼエゼエ、ハアハア」しながらフェンス越しに激写 「急げ急げ、まだまだ先だ~」
「ひえ~何とか間に合った」 フェンス越しにカメラを構えるファンの方々の近くで何とか撮影
「ゴオ~~~~」
5機のF16が次々と離陸していきました。久しぶりの爆音浴、満足です
丁度、C130も降りてきたのでパチリして横田基地を後にしました
昼食はいつも立ち寄るラーメン屋さんへ。札幌ラーメンのチェーン店で味噌ラーメンを頂きました
昼食後今回の目的地で、企画展の行われている、瑞穂町郷土資料館「けやき館」にきました。
米軍ハウス物語 横田オフベースエリア
資料館のHPには「撮影はご遠慮ください」とあって遠慮していたのですが、係員さんからここはOKということなので撮ってきました。
色々な資料が展示されていて興味津々です
スチール製のゴミ箱
ジュークボックス:ジョンソンエアベースで使われ民間に払い下げられた物で、4曲¥100
ハウス内の様子や基地内で働く従業員の様子などが解説されています。
こちらも、入間のジョンソンエアベースで使われていたハウスの器具類。
アメリカ製ガスレンジ 武蔵野のハウスで使われていた物だそうです。
高さと奥行きがあって、造りが大きくてビックリしました。
こちらのケースには、図面とKanto Plains(関東平野) 東京シティマップ。
そして私の興味をそそられる見覚えのある、消防ヘルメットが展示されています。
「USA FD」 海外に駐留する米軍消防隊が使用するヘルメットに記載されている物です。
こちらは私がコレクションしている物で、後期タイプの物と思われます。
ヘルメット内部のハンモックを固定する物がこちらはビスタイプで、展示品はひもで固定する初期型のタイプと思われます。以前ブログでも紹介した消防ヘルメットと同じメーカーの物です。
基地外住宅地図:オフベースのハウスの分布を知ることの出来る貴重な資料です。
こちらには米軍ハウスについての解説があり、基地内のオンベースハウスは一定条件の階級の人が入居できる大きめのハウス。オフベースハウスは基地の外に建てられ、民間によって建設、管理され、小さめのハウスだったそうです。平屋建て、二階建てと様々なタイプが建てられていました。
横浜の根岸住宅にも、平屋、二階建て、長屋形式と色々見かけました。
ハウスの内装が紹介されています。
こちらの古い車輪はアメリカ製消防車に使われていた物のようで、所有者が基地出入り業者から購入した物だそうです。説明書きには、金輪で締めたホイールにグッドイヤー製のゴムタイヤをはめ込んだ構造とあります。四谷の消防博物館にある古い消防車の車輪と同じかと思います
アメリカ製三輪車と街灯 譲り受けた所有者が当時この色に塗り替えたそうです。
ハイドパーク門標:現在の稲荷山公園でジョンソンエアベース(空自入間基地)のに隣接する、ハウスと公園の区画でした。
(上)横田基地から送られた盾とメダル
(下)盾には「米空軍50周年を記念して、瑞穂町民の皆様へ 敬愛、尊敬する隣人の皆様のご支援と友
情に感謝の意を表します。」
腕用ポンプ:綺麗な状態で保存されています。昭和10年製
前回に引き続き、久しぶりのお出かけはやはり楽し~い
好きなアメリカの消防車に、戦闘機の爆音浴、米軍ハウスの企画展では色々な発見があり、とても楽しい一日となりました。
手洗いうがい、飛沫の飛散防止と吸入防止と、気を付けることはたくさんありますが、感染対策を怠らない様に気を引き締め心掛けています
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