コレクションの中から、古い消防ヘルメットを紹介します。
このヘルメットは以前、職場の先輩から貰ったもので私が消防グッズを集めているという事で、持ってきてくれました。何故このヘルメットを持っていたのかはわかりません。
「Cairns&Brothers」社製のアルミニューム製消防ヘルメット。意外なほど軽いです。
「350Senator Helmet」というモデルで、1950年代頃まで製造されていたヘルメットです。
テンガロンハット(カウボーイハット)の様につばが広く、上部の落下物から頭部や首回りを守る事が出来る様になっています。
白ヘルは隊長用なので現場でも一目でわかります。「フロントピース」にはキャプテンとJFDの文字。二つのトランペットが記載されています。
Captainは隊長クラスで、日本では「消防司令」の階級に該当します。
「JFD」どこの消防かと考えていました。このヘルをくれた先輩の出身が、たしか狭山と言っていたので、もしかしたら「ジョンソン エアベース」
かと、勝手に想像していました。現在の航空自衛隊入間基地で、たしか50年代に返還された米空軍の基地。
JFDは「Johnson airbase Fire Department」の略かなと横田基地消防がYFD、嘉手納基地消防がKFDという文字を、マークや古い写真で観た事があったので、もしかしたらと考えていました。
確認のしようはありませんが。