あの日活躍した車両(東日本大震災、福島原発事故) 災害への備え | 「レッド・インパルスの消防車」ブログ

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消防車の写真を中心に 、旅行、飛行機、コレクションなどなど撮り溜めたものを紹介したいと思っています。どうぞ遊びに来てください。

東日本大震災から10年の節目を迎え、交通インフラ、街づくりが着実に進んできました。しかし、原発事故の後処理は殆ど進んでいないように感じます。先日、新聞で原発関連の特集があり、その中で興味深いものがありました。

東京新聞2/10号に「あの日に活躍した車両」と題した特集で、原発事故収束に使われた車両について書かれたものです。紙面には廃棄エリアに置かれている、何十台もの車両を上空から空撮した写真があります。

新聞は載せられないので、グーグルマップで見ていたら同じものを見つけました。

福島第一原発のそばに造られた、廃棄物エリアに置かれた数十台の車両。

商用車やトラック、バス、建設車両、そして一目でわかる何台もの消防車が見えます。原発事故収束に活躍した車両が廃棄物として扱われています。汚染されているのだから仕方がないのですが、なんか寂しい感じがします。

 

米軍消防車も送られ、「この車両の動向が気になります」と以前のブログにも書いていただけに、この写真を見て謎が解けた感じです。

「あの日活躍した車両」の一部。原子炉に対して放水作業を実施した車両です。

米空軍横田基地 KME社製 KFT-11 P-22 ポンパー ENGINE-11

米海軍日本管区司令部消防隊 横須賀 三菱ふそう/モリタ ポンパー NEGISHI-3

東京消防庁 日野プロフィア 屈折放水塔車    派遣された物と同型車

東京消防庁 三菱ふそう スーパーポンパー 

東京消防庁 日野プロフィア 大型化学消防車

東京消防庁 いすゞ特殊災害対策車 

航空自衛隊 AーMBー3 大型破壊機救難消防車  派遣された物と同型車

 

 

大震災から10年を迎え、これを機会に再度災害への備えについて、心構えを持ち続けていかなければと考えます。

東京消防のチラシから

 

ちらしにも書いてありましたが、「私たちは東日本大震災から得たこれらの教訓を今後も風化させることなく、首都直下地震など次の災害に備える必要があります。」 常に意識しておく事が大切だと考えています。