2018年9月15・16日に行われた、「横田基地友好祭2018」で見てきた米軍消防車を紹介します。
今回も大好きな消防車を沢山見てきました。
基地消防署前に色々な種類の消防車が並ぶ中、去年まではいなかった見慣れない車両を発見「12」と大きく書かれたこのポンプ車、新しく配置されたようですが「あれ~」何処かで見たようなこの顔は確か「青森」の基地で見たはず
2012年青森・三沢市の出初式で見た米空軍三沢基地のポンプ車で、このタイプは三沢基地と嘉手納基地でしか観た事がない車両でした。
2015年、横田基地EAST FIRE STATION(東消防署)で見掛けた時のもので、なぜ三沢のE-8がここに居るのと不思議に思って見た記憶があります。後日友好祭で隊員さんに聞いたところ、故障した車両の代わりに借りて来たとの事。納得 でもすぐに見掛けなくなりました。
見掛けなくなってから数年後の今年、再びの再会となりました。 ジックリ見てみるとナンバーが同じでキャブに大きく書かれていた「8」の文字が消されているのを見つけ、以前見掛けたのと同じ車両だと判りました。
ピアース社製エンフォーサーシリーズ2007年製のP22ポンプ車で、ポンプは1250GPM(4750L/m)、水槽は500GAL(2000L)、泡タンクは50GAL(200L)を装備し、車体はコンパートメントの多い「レスキューボディ」です。車体中央にあるポンプ操作盤は「トップマウントポンプ」と呼ばれる、中央操作型で空軍に多いタイプです。同型車が嘉手納基地に配置されています。
夕方、消防車のライトアップが行われました。
P22ポンプ車とは、空軍消防ではタイプ別に「P00」と分けています。P22は建物火災用2WDタイプを表しています。 車両後部は「ホースベッド」と呼ばれ2インチ半(65ミリメートル)、2インチ(50ミリメートル)ホースが積載されています。
日が落ちていき、ライトアップしている消防車が一層キレイに、迫力のある光景になりました。