山田としお オフィシャルブログ Powered by Ameba
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今、進んでいること、取り組んでいること

10月23日の滋賀県農政連盟リーダー研修会に声をかけていただき、そこで、現下の最大の課題となっている三つのこと、即ち、一つは、圧倒的な農業者の高齢化の問題、二つは、コロナによる需要減で価格低落により販売を減らしている農業者への次期作支援対策の問題、三つは、米の需給調整をしっかり取り組まないと、大幅に価格低減した平成25・26年産と同様の事態が生じかねず、そのため、米の在庫を適正水準(180万トン程度)に保つための対策に全力を挙げなければならないことを報告しました。

 

皆さんからは、高収益作物次期作支援交付金について、すでに次期作対策として資材や農機を購入しており、今さら対策費を出せない、減額するということは、絶対に認められないとする等、多くのご意見をいただいた。私は、党として、予備費や補正予算を確保し、全力を挙げることを申し上げました。

 

また、米の需給の現状については、平成25・26年産の在庫増と米価暴落の状況を図表にして示し、何としても米価を低下させないよう、関係者一丸となった取り組みの必要性を訴えました。

 

ちなみに、米の民間在庫は、H24年180万トンが、H25年224万トン、H26年220万トンへと積み上がっていました。その結果、米の平均価格は、H24年産15,561円/60kgが、H25年産13,353円/60kg、H26年産10,927円/60kgへと大幅に低下してしまったのです。

<平成25年・26年産米の価格下落の背景>

 平成25年6月末時点の民間在庫は、224万トンに上るなか、在庫圧縮を図るべく、平成26年産の生産数量目標の削減(26万トン)、米穀機構による市場隔離(35万トン)を実施するものの、平成25年産米価は前年より2,208円/60kg下落した。

 

 翌、平成26年産米については、大幅に深堀りして設定した生産数量目標を達成できず、23万トンの過剰を生じ、結局、平成26年産米の米価は、前年比▲2,426円/60kgの10,927円/60kgへと下落した。

 

 その後の飼料用米等の作付けや生産調整への取り組みの努力で、令和元年産は14,415円/60kgに戻ってきていますが、平成30年産から生産数量目標の配分を廃止(米の生産調整の目標面積の配分を廃止)したこともあって、主食用米の生産が再び拡大し、令和2年産の民間在庫が201万トン、そして令和3年産(推計)229万トンへと大幅に積み上がることが見込まれ、米価の大暴落が懸念される状況にあるのです。

 このことを、何としても避けなければならないのです

 

 

 

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