テッド・テイラー
コール・ザ・スペシャリティ・テイラー
1980
★テッド・テイラーが好きだ、サザン・ソウルを歌うシンガーではテッド・テイラーがNo.1だ‼︎と断言する人も記事も今まで読んだ事はなかったけれど、最近中古で入手したP-VINEの編集盤が選曲もライナーノーツも素晴らしかったのです。
だいたい、僕の住まいから、町田〜下北沢の小田急線レコード買いツアーを決行する場合は、Suicaのポイントが1500ポイント位貯まったらそれを足代代わりにするわけです、だって町田まで行ってなんも欲しいのがなかったらの保険なんですが、ま、あまり行けないから大抵欲しいのはありますがっ
その日は、町田で3枚購入して、下北沢下車ですでに3枚キープした後、テッド・テイラーのP-VINE編集盤の美品2枚が見つかったんです。
迷いに迷って、テッドの2枚はSOULコーナーのTに戻しました。
その日はテッド・テイラーのそのレコードが夢に出てきて‼︎
その次の日も夜勤で仮眠中にテッド・テイラーのレコードを夢で見たような気がして
2日経過してしまったけど、まだ、SOULのTにあったら2枚とも購入しようと、また下北沢まで行った、テッド・テイラー居た‼︎
良かった〜
こんなに2日間ヤキモキするくらいなら、最初に見つけたとき買っとけよ‼︎つう話なのですが
意外と僕は思い切りも悪く、ケチくさい買いかたが染み付いちゃってるのかなぁ
あ〜アレ買い逃したで、もう一度その店に行くことが非常に多いのです。
もう、売れてしまったとまだ、あった‼︎の確率は半々くらいすねー笑笑
で、入手した写真上のレコードが凄く良かったのです。中河伸俊さんという方がライナー書かれてまして、今までテッド・テイラーの事を書いた文章で一番理解が深い方だなぁと感動してしまった。
テッド・テイラーというシンガーは
ブルーズからサザンソウルまで、なんでも上手に歌ってしまうのですが、唯一の欠点⁉️いや逆に言えば長所だとも言えますがっ
声が高いのです。O.V.あたりよりも遥かにKEYが高い、頭のてっぺんから抜ける高音と言えば、わかってもらえるでしょうか?
地声です、裏声でなく、高いのです。
だから、SOULやBLUESは男らしいバリトンが好きやという趣向の方には受け入れられないという宿命を背負った声でして
でも声が異常に高いというだけで敬遠するには勿体無いほど、歌が上手いのです。
誰級よ?と問われたら
サム・クック級と僕は断言するし
顔はどうでもいいけど、若い頃の勝新さんと石原裕次郎さんを足して2で割った様な顔つきだし笑
なんと、生涯シングルレコードを60枚位リリースしてるのです。日本では、まるでまるで人気のなかったテッド・テイラーですが、黒人間では、一定の需要があったことがわかります。
このレコードのライナーノーツに奮い立つほど感激した、テッド・テイラー自身の言葉があって
Keepin my head abovn water
なんとか沈没せずにやってるよ
とライナーノーツに書かれていた。
人より、ちょい声が高かっただけのテッド・テイラーを沈没させるわけにはいかない。
そういう僕もテッド・テイラーの声に慣れるには時間がかかってしまった。
★P-VINE編集盤の2枚の内のもう一枚
写真一番上はSOUL中心でこちらはキャリア最初期でBLUESに特化した編集盤
Ted Taylor's Greatest Hits
1966
★グレイトなヒット曲があったのかっm(._.)m
Shades of Blue
1969
★RONNレーベルの一枚目
このジャケットはあんまりやろ〜
You Can Dig it!
1970
Taylor Made
1972
The Super Taylors
Little Johnny and Ted
1973
★RONNレーベルのレーベルメイトのリトル・ジョニー・テイラーとの共演アルバム
デュオ曲もあるし、単独曲も
リトル・ジョニーはストーンズがカヴァーしてくれたけど、ミックよ、テッドもカヴァーしてあげてくれよ〜
Ted Taylor
1976
★TK傘下のAlarmに移籍
Keepin' My Head Above Water
1978
★さっきの言葉はこのアルバムタイトルから
きたのか〜って、今、気がつきました。
しっかし、目の前に魚がいるし、肩に蛙が乗ってるし、このジャケットは過酷やな〜
合成じゃないよな〜
MCAメジャーレコード会社はやることが
エグいわ
Be Ever Wonderful
1984
Taylor Made For You
1987
★生涯最後のアルバムかな?
なんせ資料がないので
前作とこちらは自主制作盤ですね、たぶん