A WHOLE NEW THING
邦題
新しい世界
1967 10 リリース
★やるやると言ったきり、なかなか記事にできなかったスライ&ザ・ファミリー・ストーンです。
確か1991年頃日本で、どばっとスライの旧作が廉価版でCD化されて、僕なんかはその時、飛びついたんです。
ファンクの元祖のわりには、みょーにPOPだし、ファズギターが唸ってるし
ロックみたいだなぁというのが第一印象
実は記事にするために今回聴きこんだんですが、30年前に聴いた印象と同じなんです。
ただ、今回聴いたほうが、楽しかった
めちゃ楽しかった‼️
なんだスライって⁉️
スライはオルガンとたまにギターとハモニカと歌
スライの弟がギターと歌
スライの妹が鍵盤と歌
チョッパーの元祖ラリーグラハムがベイスと歌
ドラムスが白人男性のグレッグ
トランペットが白人女性のシンシア
サックスが白人男性のジェリー
つうことは、白黒男女混合7人組だったんですよー‼️
もうこの混成じたい、あり得ないというか驚きなわけでして
これで、楽しげにステージをやれば
おのずと世界平和を願ってるスライのイメージはできあがるなぁと
1968 4
スライと踊ろう
★このアルバムから妹のローズが加入
そして、初のヒット曲ダンス・トゥ・ザ・ミュージック収録です。
1968 7
ライフ
★このサードはそれほど売れなかったんだって!いやーいいよ、最高なのに
ライフ ライフって歌っちゃいますよー
S&F.Sってスライ含めボーカルが4人なんですよ、誰かが完走して、最後まで1人で歌うことがほとんどないんです。だいたい4人で歌い回すんです。コーラスグループの在り方とも違うし、そういう点でも新しかったなぁと思いますねー
1969 5
スタンド!
★ポップもR&Bも両チャート1位の先行シングルのエブリデイ・ピープル収録でアルバムも馬鹿売れ
時代がようやく、スライに追いついた⁉️
1970 11
★次作がなかなか完成できず
いわば、中継ぎのbest盤ですが
オリジナルアルバム未収録曲が3曲あり
外せないbest盤なんです。
★ファーストアルバムの再発ジャケ
オリジナル盤は妹が間に合わなかったんですが、こちらには居ます。
因みに、91年の廉価盤CDはこちらのジャケが採用されてましたー
EPICと契約する前に唯一リリースした
7インチシングル盤
ぬわんと、B面はオーティス・レディングのアイ・キャント・ターン・ユー・ルース
あー、スライも普通にsoul好きなんだなぁとめちゃ嬉しくなりました♪( ´▽`)
時間あったら、ライヴに参加したアーティストの名前みてみてください
ため息でますねー、その場に居たかった
1971年リリースのワイト島のライヴ盤
爆発的に売れる前、フィルモア・イーストにて、2日間4ステージ収録
とうとうでたんすねーって
リリースされてから10年経ちましたが
1969年のウッドストックのフルステージ
ウッドストックの主役は間違いなく
スライだったと思います。
スライは時代の寵児に祭り上げられて
想像を絶するプレッシャーが覆いかぶさり
一方で、黒人至上主義団体のブラックパンサーからも脅迫され〜
ファミリー解体の危機
でも、ここまでは
スライの理想が具現化したんだと思います
スライ&ザ・ファミリー・ストーンはまさに、人種を超えた
家族だったんです