昨年末に新人さんの三味線のメンテナンスをするのに秋田の工房の方とやりとりしていて
引き取った時から気になっていた真迦のカンベリ修理を「年明けにお願いします」とお伝えしていました。
今月11日にご連絡して12日に送って、本日帰って来ました
ビフォーがないのですが、けっこうなカンベリでした。目違いも一緒に直してもらいました。
父の弾いた痕跡を消してしまうのは淋しい気持ちもありますが、帰って来た真迦を弾いたら、音に違和感があったところが解消され、ストレスがなくなりました。
そして、改めて棹の質の良さが分かります。そしてめっちゃすべっすべになりました。
青鬼さんをお守りに被せて送ったら、ちゃんと被って帰って来ました(笑)。お手数をお掛けしてしまったかな。
真迦が秋田へ旅に出ている間、愛用の駒をもうひとつ買い足したのですが、紫透にはひとつ目の駒が合っていて
「新しい駒で真迦弾きたい!」と思ったらいなくて(笑)、今日弾いてみたら、やっぱりよかった
今は紫透がメインですが、真迦のほうが上等な三味線です。
十年以上弾かれなかった三味線と、昨年から向き合っている訳ですが。
いい音、一緒に作りたいなあ。
真迦 manaka 先代の三味線
紫透 shidou メインで弾いている三味線
凛那 rinna 私の初代三味線