麺屋 空
流山市(南流山)
【メニュー】味玉しおらーめん
【価格】935円(味玉110円含む)
[訪問時期] 2024年6月中旬(休日) 昼
[注文方法] 口頭注文、後払い
[スープ] 豚鶏+魚介/微濁
[味] 塩
[麺] 中細縮れ麺(150g位)
[トッピング] チャーシュー、ほうれん草、ネギ、味玉
[卓上] ブラックペッパー、一味、醤油、酢、ラー油
週末、出遅れたので近場の此方へ。
もう創業から20年以上経つのだが、当時から洒落た一軒家の壁に大きな鰹の看板を掲げて、この辺りにはまだ珍しい魚介メインのWスープラーメンを提供していた。
いつからか屋上にスパイダーマンが現れ(笑)、街道を走る車からも結構目立つ。
かつて何度か行ったものの、RDB参加後の訪問がイマイチ嵌まらなくて足が遠のき、何と11年ぶりの訪問。
11時のオープン直後に着くと、既に先客が4名。
ブックスタイルのメニューには、麺類からオツマミ料理、ドリンクまで多様なラインナップ。
「冷やし塩らーめん」なんて限定もあるようだが、久々だしレギュラーをいただこう。
多分以前も食べたはずの塩を味玉付きで口頭注文。
10分ほど待ってご対麺となった。
■ 味玉しおらーめん
魚介の残渣が浮遊する微濁スープ。
ジュワッと強めの魚介出汁をライトな動物系が支える和風テイストで、おそらく変わらずWスープ方式を続けているようだ。
メニューには「鯛出汁」とあるが、鰹節など他素材も絡んで来て、何となく塩か醤油かも判然としないようなカオスな味わい。
あっさり基調で中々美味しいけど、何かもうひと押しが欲しい気もする。
麺は多加水寄りの中サイズ縮れ。
やや硬め仕上げで確りした咀嚼感と歯切れ、ちょいモッチリと、中々変化に富んでいる。
絡み上げたスープと麺味との馴染みも中々良い。
チャーシューはバラロール煮豚で、オーソドックスな作りだが全く悪くない。
たっぷりネギと箸休めのほうれん草。
味玉も丁寧に作られている。
華やかさはないが文句の付け所も見つからず、強いて言えば面子的にあと一品欲しいかなという感じ。
■ 感想など
美味しいのですがちょっと大人しい感じで、あと何かひと押しで印象が変わる気がします。
それでも未だこの辺りにこの手のタイプは少ないので、重宝されることでしょう。
個人的に前回嵌まらなかったイメージは払拭出来ました。
滞在中の後客は7~8名ほど。
絵本、マンガやおもちゃなど、子供向けの備品も充実しているので、ファミリー層には特に受けるでしょう。
ご馳走様でした。