中華そば 一辰 @葛飾区 〜「塩 特製中華そば(手もみ太麺)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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中華そば 一辰

葛飾区(亀有)


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【メニュー】塩 特製中華そば(手もみ太麺)
【価格】1180円(特製分330円含む)

[訪問時期] 2023年9月上旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏/清湯
[味] 塩
[麺] 手もみ太縮れ麺(150g位)
[トッピング] チャーシュー2種、ワンタン、肉団子、メンマ、海苔、味玉、ネギ
[卓上] ブラックペッパー、一味、酢、ラー油



移転後初訪問。
旧店舗から100mも離れていないのだが、移転を機に店名を「らーめん 一辰」から「中華そば 一辰」に変え、メニューも一部リニューアルされている。




11時10分で先客2名。
暑いからつけ麺に走りたいところだが、敢えて移転前と同じ塩の汁そばを食べてみることにした。
あの「大至」の店主が「塩らーめんがめちゃめちゃうまい!」と評したらしいのだが、個人的に前回はそこまでは響かなかったので、今回再チャレンジ。



ホール担当の女性スタッフに食券を渡すと、「細麺か手もみ太麺」どちらにするか聞かれる。
確か以前は「中太麺か太麺」から中太を選択したので、麺も変えたのだろうか。
今日は「手もみ太麺」をチョイス。




厨房内には店主さんと男性助手さん。




着席から8分ほどで、具沢山で豪勢な一杯が登場した。




■ スープ
ブランド地鶏の旨味が冴えわたり、魚介がそれとなく支える構図は以前と変わらない。
あっさり基調にちょい多めな鶏油がまろ味を添え、塩気は若干穏やかめ。
前回は初動で鶏感と塩気がガツンと来て、もちろん美味しかったが、余韻の膨らみや中盤以降の伸びが今ひとつと感じてしまった。
それが今日は真逆で、終盤まで尻上がりに余韻が伸びていく。
スープがブラッシュアップされたのか、私の舌ブレの可能性も大きいけど、何れにせよ素晴らしいスープだった。




■ 麺
自家製、手もみを加えたボコピロ太縮れ麺。
もち姫混合の多加水麺を若干だけ軟らかめに茹で、ムッチモチの粘り腰を引き出している。
麺味の溶け出しも早く、好きだねえこういう麺。
旧店で食べた「中太麺」も、これよりふた回りほど幅狭でピラッとした手もみ系だったので、次回は「細麺」とやらも試してみたいものだ。




■ トッピング
チャーシューは肩ロースの低温ローストが2枚、バラ肉を直前にパン炙りしたものが2枚。
どちらも堅実な作りで確り美味しい。



2個のワンタン肉餡にクワイのシャリッとした食感が混ざり、微かに生姜が香る上物。



肉団子も悪くないのだが、ここにも食感にひと捻りあると更に嬉しい。
トロンと良い半熟加減の味玉は、イマイチ味が染みていない感じだった。
シナシャク食感のメンマ、パリッと上質な大判海苔。




特製はおそらく2種のチャーシュー1枚ずつ、肉ワンタン2個、肉団子、味玉が追加されて330円プラス。
今時1180円でこれだけのバリエーションを楽しめるのだから、お値打ちと言えるだろう。



■ 感想など
前回よりかなり響いたスープ、もち姫入りの粘り腰麺、バリエーション豊かな具の数々。
かなり楽しませていただきました。
デフォが850円スタート、これだけ豪勢な特製でも1180円でいただけるのは有り難い。
次回は半チャーハンセットで行ってみます。

ご馳走様でした。