ラーメンSorenari
市川市（市川）
【メニュー】鶏そば（塩）
【価格】850円
[訪問時期] 2023年5月上旬（休日） 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏/清湯
[味] 塩
[麺] 細麺（140g位）
[トッピング] 鶏チャーシュー、メンマ、小松菜、ネギ
[別注文] ランチ限定ミニチャーシュー丼（150円）
[卓上] 黒コショウ
この日もラーメンWalkerな近場麺活。
ＢＭしていながら錦糸町時代に行きそびれ、ほど近い市川に移転オープンしてからも早3か月超。
いかんいかん。
11時の開店直後に伺うと、先客お二人が食券購入中。
先客がいなければ気付かないような、店奥の高い位置に券売機が設置されている。
メニューは「鶏そば」、「ラーメン」、「煮干しそば」が各々塩と醤油、辛さが選べる「辛そば」、期間限定の「春の海老塩そば」と豊富なラインナップ。
限定に心揺れたが、初訪問だし「人気No.1」と書かれた左上ボタンをプッシュ。
お釣りボタンを押そうとしたら「ランチ限定ミニチャーシュー丼」がちょうど150円だったので、そちらも食べてみることにした。
スタッフは店主さんご夫妻と。。。券売機の傍らに小学校中学年ぐらいのお嬢様がスタンバイしている。
このお嬢さんに食券を渡すと「塩そばとミニチャーシュー丼です！」と厨房にコールしてくれるのだ。
カウンターの清掃や、外待ち客を「お待たせしました、どうぞー」と招き入れたり、立派なホール担当だね^^
厨房内から漂う、七輪でチャーシューを炙る香りが堪らない。
着席から6分ほどでラーメンとミニ丼が相次いで登場。
ラーメンは今時850円なのに具が惜しげなく盛られている。
■ スープ
看板に「焼きガララーメン」を謳う当店。
ガラをオーブンで焼いてから炊くことで、臭みを取り純粋な旨味を出し、鶏油にも花椒と生姜を入れる拘りようだ。
飲んでみると旨味はシャープで強く、でも鶏水系の清湯とは異なるどこか懐かし系の鶏塩スープ。
蘊蓄を読んだからか、心なしか円みと香ばしさが強調されている感じもする。
あっさりだけどコク深く、特筆するような感じはないのだが気付いたら引き込まれている。
途中でブラペを振りたくなり、これがまた似合う。
そんな感じの美味しいスープ。
■ 麺
細めなストレート麺、部分的にややウェイビー。
ライトなコシからモッチリの、割りと中庸な多加水食感と麺味。
今時の専門店では余り見かけないタイプで、敢えて言えば町中華とかで出会いそうだけど、仕上げはジャストで全く悪くない。
これがスープにジャストミートなんだよね。
■ トッピングなど
鶏の皮付きモモ肉をロールしたチャーシューが3枚。
1.5cmほどの分厚さで、軟らかく煮込まれた上に炙りが入って香ばしい。
薄塩程度で余計な味付けをしていないから、スープに良く馴染む。
次回はこれでビールだな。
ちょい軟らかめシナシャク食感の平メンマがごっそり。
ネギもそうだけど、ケチケチしてない感じでスカッとする。
Hゃるさんなら5秒で数えてくれるだろう。
ミニチャーシュー丼は、半ライス程度に七輪で炙った肩ロース肉をドーンと載せ、上からたっぷり白髪ネギ。
こちらも薄塩仕立てで、おかずとしてはもうちょいビシッと塩気を効かせてほしいかな。
もしくはタレボトルでもあれば最高なんだけど。
なので、スープ投入で締め雑炊で締めた。旨い！
■ 感想など
今風からちょっと外したような、普通以上に美味しい鶏塩ラーメン。
錦糸町で開業以来、ある意味自虐っぽい「Sorenari」の屋号が気になっていましたが、「嘘や誤魔化しなく、真面目に当たり前のソレナリを貫く」といく決意なんですね。
応援したくなるお店です。
お嬢ちゃん、お疲れ様。
ご馳走様でした。
