貝だし麺 きた田 @京都市下京区 〜「貝だし麺」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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貝だし麺 きた田
京都市下京区(京都)


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【メニュー】貝だし麺
【価格】950円

[訪問時期] 2023年3月中旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 貝出汁/微白濁
[味] 塩
[麺] 平打ち中細麺(140g位)
[トッピング] チャーシュー2種、鶏チャーシュー、スプラウト、紫玉ねぎ、ネギ
[卓上] 黒七味



京都にワープしてランチ。
時間の制約もあって駅近くで物色すると、一昨年オープンした当店が目に留まった。
RDB昨年の京都府年間ランキング1位、平均スコアは90点超。
駅近で朝7時から夜まで通し営業だから、訪問しやすいことも大きいだろうし、高採点のご贔屓筋も居られるようだ。
それでも、京都には珍しい貝出汁専門店なので突撃してみることにした。
12時ちょうど着で外待ち4番手、待つ内に後続が10名近くに伸びていく。




10数分待って店内に招かれ券売機に向かうと、メニュー毎に「貝感度」を示す貝殻マークが付いている。
貝出汁×牛の「中華そば」白(貝感度3)・黒(2)、貝白湯塩味の「貝だし麺」(4)、蛤出汁の「蛤らぁ麺」白・黒(共に4)。




「おすすめ」と書かれた「貝だし麺」を選択し、左サイドのサブカウンター席へ。




店主さんはじめ3名のスタッフは全員女性。
それだけに?メインカウンター前の厨房が見えないのが寂しい。
着席から7分ほどで貝だし麺が運ばれてきた。




■ スープ
当店のスープのベースは蛤、あさり、帆立。
このメニューでは、そこに更に大量の帆立を追加して炊き上げているらしい。
貝100%。
軽く白濁したスープは、多めの貝オイルの後押しも受けて混然とした貝感ビンビン。
円やかな塩ダレとのバランス良く、これは貝スープで先行した関東でも上位ランクに入るだろう。
ラスト、飲み干したら底に細かい貝の身が沈んでいたので、むき身を粉砕してから炊いているのかも知れない。




■ 麺
平打ち中細の微ウェーブ麺。
ライトなコシからもっちり感のしなやか系多加水麺で、スープにジャストに寄り添っている。
口どけ早くスープに馴染む麺味と、喉をツルッと滑り落ちる感覚が印象的だった。




■ トッピング
チャーシューは豚肩ロース、豚バラ、鶏ムネの3種類。
デフォルトで3種類入るのは見映えも良いしテンション上がるのだが、全て極薄スライスなので各々の存在感がイマイチ伝わらず、丁寧に調理されているだけに勿体ない。
多彩さを取るか食べた満足感を取るか、意見が分かれるところだと思う。




アーリーレッドやスプラウトを加えた薬味陣は、スープのお供に申し分ない。



高台に京都らしい黒七味が置かれていて、貝出汁とどう反応するのか楽しみだったのだが、使い忘れたまま完飲してしまった💦



■ 感想など
チャーシューの魅せ方には賛否ありそうですが、総じて秀逸な貝出汁ラーメンだと思います。
まだ貝スープが珍しい数年前にこれを食べたら、より高い点をつけていたでしょう。
決して立地だけでランクインしている店ではありません。
機会があれば「蛤らぁ麺」狙いで再訪してみたいです。

ご馳走様でした。