Dad's Ramen 夢にでてきた中華そば @目黒区 〜「夢にでてきた中華そば」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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Dad's Ramen 夢にでてきた中華そば
目黒区(自由が丘)

 

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【メニュー】夢にでてきた中華そば
【価格】1500
 
[訪問時期] 2022年7月中旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 煮干し+鶏/清湯
[味] 醤油
[麺] 中細麺(140g位)
[トッピング] ローストビーフ、チャーシュー、海苔、紫玉ねぎ、ネギ
[卓上] なし

 

 

「Noodles Nibo Nibo Cino」の2号店へ。
雨の平日10時45分、シャッターズ6名に接続。
店内7席らしいので、何とか一順目に滑り込んだ。

 

 

「お並びはステッカー通り」と案内されており、足元には可愛らしい子犬の足跡が貼ってあるのだが、この間隔は傘を差して並ぶことを想定してないね😅

 

 

 

昨年8月、夢に出て来た「おとん」のアドバイスを元に研究を重ねて「夢にでてきた中華そば」を作り上げ、秋から「Noodles Nibo Nibo Cino」で何度か限定提供。
今回、それをスピンアウトさせる形で2号店をオープンした。

 

 

 

3分ほど早開け時にはそのまま7名。

 

 

 

もちろん店名にもなった看板商品をチョイスし、ルイボスティーを汲んで着席。

 

 

 

相変わらず低姿勢で物腰柔らかな店主さんが、奥様と息の合ったオペレーション。
15分ほど待ってご対麺。
トピで麺顔は全く違うけど、少なめスープから麺が露出する基本のビジュアルは、ご出身店と変わらない。
「お並びいただいて」と肉増しのサービスが嬉しい。

 

 

 

■ スープ
苦味を抑えた煮干し感が冴え渡り、鶏や昆布がふくよかに支えるバランス系ニボ清湯。
鶏は青森シャモロックらしい。
毎日意図的に味を変えているようで、この日は塩味控えめ、素材多めの旨味特化型だとか。
結果として、系譜の中ではすっきりタイプの出身元、赤羽や銀座の「自家製麺 伊藤」に似てくる。
使う煮干しも、そちらから仕入れているからね。
但し「おとん」のアドバイスを元に、今までと違う素材や出汁の取り方を研究し、独自改良しているらしい。
そのストーリーに後押しされて、美味しさもひとしお。

 

 

 

■ 麺
麺はメニューによって使い分けているらしいが、此方には「自家製麺 伊藤」の中細麺を使っている。
過度のパツパツ感ではないムギュプツ程度の食感で、麺味がニボスープに良く馴染む。
最近は低加水麺でも、これぐらいの仕上げ方が好みに近い。

 

 

 

■ トッピング
ひと際目を引くローストビーフは、A5黒毛和牛使用とのこと。
モモ肉のどこかの部位だと思うが、そこそこ分厚いので、軟らかさよりも適度にワイルドな歯応えを感じる。
噛むほどに滲み出る赤身ならではの旨味は、リッチな気分にさせてくれる。

 

 

トロットロの角煮風に仕上げた岩中豚は、「Noodles Nibo Nibo Cino」で提供しているのと同じものかな。
甘味を抑えたすっきり味で上々の美味しさ。

 

 

「伊藤」では玉ねぎが載らないので、このスープ味とアーリーレッドの組み合わせが、やけに新鮮に響く。

 

 

■ 感想など
「伊藤」系の煮干しをベースに、「おとん」のアドバイスで作り上げた中華そば。
因みに、一順目の客は1名のリピーターを除いてみなこの1500円の一杯を食べていました。
原価もかけていると思いますが、「おとん」が夢枕に立ってから開発に至るまでのストーリーが、価値として組み込まれてますね。
個人的にはアリな売り方だと思います。
 
㊗️オープン㊗️
ご馳走様でした。