らぁ麺 恋泥棒 @目黒区 〜「わんたん塩らぁ麺」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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らぁ麺 恋泥棒

目黒区(中目黒)

 

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【メニュー】わんたん塩らぁ麺
【価格】1400円(わんたん分300円含む)
 
[訪問時期] 2022年9月上旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 中細麺(150g位)
[トッピング] チャーシュー、メンマ、ネギ、飾り麩、ぶぶあられ、わんたん
[卓上] なし

 

 

「支那そばや」プロデュースの新店へ。
開店から5分後、暖簾をくぐると店内には先客3名。

 

 

 

メニューは醤油と塩のデフォが1100円で、1600円の特製までトッピングバリエーションがある。
デフォが「支那そばや」より100円高いのは、プロデュース店アルアルかな。

 

 

 

表題食券を買ってホール担当の女性スタッフに渡すと、「奥から詰めてお座りください」とのこと。
カウンター席には仕切りはないものの、多少席間をゆったり取っているので気にならない。
高台に置かれた銀のやかんから、粋な蕎麦猪口にお冷やを注いで待つ。
厨房内には割烹着姿の男性が3名。

 

 

 

ほどなくご対麺。

 

 

 

■ スープ
山水地鶏を軸に豚を合わせた動物系に複雑な魚介感が絡み、穏やかな塩気とナイスバランス。
多様な食材を使いながら、敢えて各素材の主張を抑えて、個性や特別感よりバランス感重視で食べ手を引き付けるのが「支那そばや」のイメージ。
このスープもそれを踏襲しつつ、若干魚介が強めで和風感を高めている気がするのは、ブリ節の存在によるものなのか。
塩と言いながら、時折り醤油っぽい香りも感じるのは気のせい?
旨味の塊、とにかく深くて美味しい。

 

 

 

■ 麺
全粒粉入りの中細ストレート麺。
麺箱には「恋泥棒」と入っているが、おそらく「支那そばや」製だろう。
大きめなテボから平ざるに移しての湯切りも、確りと受け継がれている。
本店のようにしなやかさ、ソフト感を極めたタイプとは若干異なり、しなやかな中にもコシや歯切れを感じさせる多加水麺。
オーソドックスに寄せている感じだが、この表情の豊かさと香り高さは流石と思わせる。

 

 

 

■ トッピング
微塵ネギに「支那そばや」らしさを感じるが、小松菜や揚げネギは使わず、代わりに飾り麩とぶぶあられが彩りを添えている。
と思っていたけど、後から店頭写真や麺友さんのレポを見たら、小松菜入っているじゃん。
入れ忘れか💦

 

 

バラチャーシューが絶品。
山形の平田牧場産の金華豚をお使いのようで、煮豚のようでローストしてあるような、軟らかくも肉肉しい食感と味わい。

 

 

大ぶりな肉ワンタンが3個。
肉餡は調味控えめでナチュラルな肉の旨味が広がり、チュルピロな薄皮が喉に滑り落ちるのは、もはや快感レベル。
個人的にはもうちょい生姜が効いてても良いけどね。
シナシャク細メンマは、後半は麺に絡み付く。

 

 

 

■ 感想など
「支那そばや」のDNAを十分感じさせながら、時に個性を、時にオーソドックスな印象を付加した塩らぁ麺。
それが当店らしさと言えるし、間違いなく美味しいですが、残念ながらまだ1400円に見合う特別感には繋がっていないでしょうか。
オペレーション等のぎこちなさは、いずれ時が解決するはず。
次回はハート丸ごと盗まれたいものです。
 
オープンおめでとうございました㊗️
ご馳走様でした。