味噌ラーメン 雪ぐに @横浜市泉区 〜「味噌」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

としくんの「ぶらぶラーメン日記」

ラーメンブログのみ公開中です。

味噌ラーメン 雪ぐに
横浜市泉区(中田)


ラーメンデータベースへ



【メニュー】味噌
【価格】850
 
[訪問時期] 2022年1月下旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 豚鶏/清湯
[味] 味噌
[麺] 中細縮れ麺(160g位)
[トッピング] チャーシュー、野菜(玉ねぎ、もやし、挽き肉)、ネギ
[卓上] Bペッパーパウダー、一味、辣油、酢、おろしニンニク



「環2家」の後は、上越妙高のソウルフードと言われる「食堂ミサ」系の味噌を狙って此方へ。
店主さんは妙高ご出身で、「食堂ミサ」で修業されたらしい。



土曜12時15分、店内待合室が満席らしく5分ほど外待ちの後で食券購入、待合室に昇格。

女性スタッフの案内が気持ちよく、更に店内に入るや否や一斉にかかる出迎えの声が、体育会的じゃなく自然体で凄く心地良い。




待合室は10脚ほどの椅子があるが、7~8名で広めに使っているようだ。


近所の小学生が自由研究で作ったようなお店紹介や、子供たちからの感謝の手紙などが飾られている。
それを読むうちに、ホールから女の子と女性スタッフの「美味しかった」、「有難ぉー」という声が聞こえて来て、思わず涙腺が緩む。



約15分で仕切り付きカウンター席へ。


食券を渡す際に「ニンニクが結構効いてますが普通で良いですか?」と聞かれ、ニンニク星人な私は「では多めで」と即答してしまった。
ほどなくご対麺。



■ スープ
豚主体っぽい動物魚介出汁ベースに、「ミサ」と同じ蔵に特注とのブレンド味噌。
円やかで厚みあるスープを背景に、ビンビンに効いたニンニクが強烈なインパクトで、煮込んだ野菜の甘味、唐辛子系の軽いピリ辛、フワッと香るゴマ油風味が複雑感を高めている。
上越妙高発祥とは言え、方向性はオーソドックスな札幌系にも近く、例えば「けやき」あたりのスープに大量のニンニクを混ぜ込んでジャンクにしたようなイメージ。
とにかく旨い!
でも流石に、卓上から追いニンニクは自粛した(笑)



■ 麺
自家製の若干黄色っぽい中細縮れ麺。
硬め茹で加減で、札幌系を思わせるシコモチ良好な食感は、当然スープにフィットする。
札幌系の製麺会社よりも熟成風味は抑えめか、それとも私がニンニク入れ過ぎなのか(笑)
麺量は150 g ちょっとありそう。



■ トッピング
挽き肉入りの野菜はもやしと玉ねぎ半々ぐらいかな。
何となく炒めた痕跡がなくて、玉ねぎも飴色って訳ではないんだけど、甘味は良―く出ている。
分量も結構あるし、刻みネギとのコンビネーション上々。



吊るし焼きっぽい焼豚が気に入った。
しっとり軟らかくも肉感たっぷり、燻香をのせた旨味で超絶品。
次回はこれをツマミにビールでも飲みたいものだ。



■ 感想など
ニンニクパンチな円やかな味噌を様々な香味が引き立てる、激ウマな一杯を堪能。
但し、余程のニンニク好きでない方には多めはお勧めしません(笑)
初めていただいた「ミサ」系味噌の美味しさはもちろん、スタッフの方々が作り出す雰囲気に、身も心も満腹になりました。
いずれまた帰って来たい。

ご馳走様でした。