麺屋 ぬまた @横浜市鶴見区 〜「塩らー麺」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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麺屋 ぬまた
横浜市鶴見区(鶴見、京急鶴見)


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【メニュー】塩らー麺
【価格】780
 
[訪問時期] 2021年11月上旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 平打ち中太麺(150g位)
[トッピング] チャーシュー、鶏チャーシュー、メンマ、スプラウト、ネギ
[卓上] ブラックペッパー、すりゴマ、酢



Rさんと別れて鶴見に移動。
昨年オープンの「G麺7」系新店で、塩に定評があるのでずっと気になっていた。



12時ジャスト着、先客7名も直にほぼ満席となる。
駅近ながら人通りの少ない路地立地、しかし人気は定着しているようで、ちょうどすれ違った若者たちも「ここ旨いよね」と話題にしていた。



予定通りの食券を買い、セルフ給水して仕切り付きカウンターの最奥席へ。
後から気付いたのだが、秋の逸品と称して「牡蠣と三種のきのこ塩らーめん」なる限定が有ったようだ。
まあ仕方ない、先ずはデフォからということで。


調理に専念するご主人と、対客に気配りする奥様の二人態勢。
着席から6分ほどでご対麺となった。



■ スープ
薩摩赤鶏のふくよかな旨味を前面に出し、豚骨や塩ダレに潜ませた魚貝が分厚く支える。
時に複層的に、時に混然と寄せる出汁感、油効果で淡麗かつ濃密な表現も見事なのだが、惜しむらくは塩気が若干強いかなというのが第一印象。
ところが中太麺を啜ると、キリッとした輪郭と藻塩混じりのじりの円みがジャストなフィット感。
麺とのバランスを取った結果、飲み干すには若干気が引けるみたいな痛し痒しで、それでも個人的好みとしては、もう若干だけ塩分を下げても十分だと思う。



■ 麺
丸刃で切り出した平打ち中太の緩ウェーブ麺。
ツルッと滑らかな舌触りからシコモチムッチリな多加水食感、喉越しバッチリ、風味も中々。
これだけスープとバランス良ければ、多少の塩気の強さに目をつぶりたくなるのも、分かる気がする。



■ トッピング
チャーシューは鶏ムネ肉と豚モモ肉だろうか。
どちらもロースト系で歯応えがあり、豚はじんわり滲む旨味が素敵なのだが、鶏はパサッた印象が先に来る。
鶏はオーソドックスに低温調理のしっとり系で良いんじゃないかなぁ。
コリッとしたメンマがナイスアクセント。



■ 感想など
麺を啜った瞬間にクライマックスがやって来るのは、ある意味ラーメンの真骨頂的な設計です。
そのクライマックスが素晴らしいだけに、前後に若干のモヤモヤが残るのは勿体ない。
微修正でかなり伸びそうに感じるのは、私だけでしょうか。
良いお店だと思います。

ご馳走様でした。