拉麺 大公 上大岡店 @横浜市港南区 〜「スタミナ味噌」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

としくんの「ぶらぶラーメン日記」

ラーメンブログのみ公開中です。

拉麺 大公 上大岡店
横浜市港南区(上大岡)


ラーメンデータベースへ




【メニュー】スタミナ味噌
【価格】930

[訪問時期] 2021年10月上旬(休日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 豚/清湯
[味] 味噌
[麺] 中細縮れ麺(160g位)
[トッピング] チャーシュー、炒めもやし、ニラ、挽き肉、葱、おろし生姜
[卓上] コショウ、一味



「G麺7」で思いがけず感激レベルの一杯に満足し、行きと違う道筋で駅に戻る途中で偶然通りかかった。
そう言えば2号店が出来てたのに、BM漏れですっかり忘れてたよ。



一瞬で大好きな「大公」の味噌を思い出し、もう予定していた2軒目のことも、30度近くて汗が滲んでることも忘れて飛び込んだ。


11時50分着、先客8名。
入ってすぐにテーブル席、奥の厨房を囲むようにカウンター席を配した、綺麗でゆったりした空間。


券売機に向かうと、こんなにメニュー有ったっけ?と思うほど多彩なボタンが並んでいるのだが、もう頭が味噌、それもニンニク香る「スタミナ味噌」に支配されている。



仕切り付きのカウンター席に収まると、さっそく厨房内で店長さんが中華鍋を振り始め、香ばしい焼き味噌の匂いが漂ってくる。
この香りと炒め音が最高の前菜だわ。
ほどなくご対麺。



■ スープ
熱々スープはサラッとしているが、味噌感も旨味も濃厚極まりない。
焼き味噌の香ばしさが先制し、微甘で円やかな味わいが口中を駆け巡る。
豚主体の動物出汁、奥で支える野菜や魚介、「スタミナ」でガツンと強めなニンニク風味。
それらが織りなす重厚なスープに、後のせ挽き肉のコクや徐々に落ちる生姜風味が加わり、複雑性にどんどん拍車をかけていく。
油脂は案外少なめで、後半は生姜が台頭してくるので、重厚なのに飲み口は意外なほどすっきり。
問答無用で引きずり込まれる。


■ 麺
これぞザ・札幌系的な黄色い中細縮れ麺。
王道の硬め仕上げで、強めのコシに顎を使ううちに、熟成感ある小麦感とモッチリ食感のお出ましだ。
確りした存在感で、絡み上げた重厚スープとジャストにバランスしている。



■ トッピング
大量のもやしはシャキッと浅く炒められ、徐々にスープに馴染んでいく絶妙な加減。
ニラも記憶より多めで、要所で効いてくるねー


バラ煮豚のチャーシューは旨味はあるんだけど、もうしょいヤワトロじゃなかったっけ?
その上に載せられたおろし生姜は、初めから全部混ぜると一気に生姜味噌に変貌しちゃうので、好みに応じて調節を。



■ 感想など
香ばしさ冴えるニンニク味噌に始まり、終盤は徐々に溶け込んだ生姜がかなり幅を利かしてジャンク性もブースト。
挽き肉とニラを掬いながら、完飲を抑えられません。


やはり一番好きな味噌。
もう少し涼しい時期だったら、あと数点スコアアップしたでしょう。
家を出た時には思いもよらぬ上大岡連食、大満足でした。

ご馳走様でした。