中華そば こてつ @世田谷区 〜「塩ワンタン麺」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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中華そば こてつ
世田谷区(下北沢)

 

【メニュー】塩ワンタン麺
【価格】900円(ワンタン分200円含む)
 
[訪問時期] 2021年8月中旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+魚介/清湯
[味] 塩
[麺] 細麺(140g位)
[トッピング] チャーシュー、メンマ、三つ葉、葱、ワンタン
[卓上] グルメミル(ペッパー)、一味、酢
 

 

 
時間に余裕があるのでもう一軒。
下北沢には未訪店が結構ある中で、此方は既訪BM店。
5年前オープン間もなくに訪問するも、塩派の私が何故か醤油を食べていて、塩での再訪がずっと宿題になっていた。
 

 

11時20分でポール、開店時3名。
ビブグルマン店にしては意外だったが、程なく中待ちが発生する。
 

 

 

券売機では諸兄に好評の冷やし中華に心揺れながらも、初志貫徹で「塩わんたん麺」をチョイス。
背脂増しの「こってり変更100円」で途中味変できるかな?と、別出しを打診してみたら、味も変えているので不可とのこと。
ならデフォルト優先だ。
 

 

ほどなくご対麺。
 

 

 

■ スープ
鶏主体の動物系と魚介系がバランス良く絡み合う清湯で、油少なめですっきり。
強めに先行する節系や煮干風味を、奥底からじんわり広がる動物系の旨味が包み込み、その後は混然と調和しながら長い余韻へと続く。
素材の旨味は良く出ているが、各々の主張は抑えてバランス重視。
洗練された技術でオーソドックスを極めたような、どこか懐かしさも感じる味わいは、醤油で感じたイメージと変わらない。
 

 

 

■ 麺
加水低めな細ストレート麺。
ややボソな麺肌にスープが良く絡み、ザクプツ軽妙な歯応え、歯切れから滑るような喉越しへ。
小麦風味はスープと絶妙に馴染む。
以前とさほど変わっていない印象で、この手のスープには多加水麺を好む自分だけど、この麺はかなり好き。
 

 

 

■ トッピング
チャーシューは肩ロースの釜焼き系で、肉肉しさも旨味も申し分なし。
 

 

5個のワンタンは大きめの薄皮に肉餡ぎっしり。
極薄めの味付けに控えめな生姜風味で、肉の旨味がストレートに感じられて気に入った。
 

 

メンマもサクシャキコリと食感の起伏に富み、和出汁の染みた味付けがかなり旨い。
トッピングは全般的に以前に増して好印象だった。
 

 

■ 感想など
全てのパーツに手抜かりなく、それが丼内で見事に調和するラーメン。
奇をてらわず、驚くような華やかさもないけれど、グッと引き込まれる魅力満載です。
これが下北沢で未だに900円、デフォなら700円で食べられるのですから、何と素晴らしい。
塩を食べてみて大満足でしたが、「こってり」という新たな宿題を抱えてしまったので、またお邪魔するようです。
 
ご馳走様でした。