麺処 となみ @松戸市 〜「ラーメン+味玉」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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処 となみ
松戸市(松戸)


【メニュー】ラーメン+味玉
【価格】800円+100

[訪問時期] 2021年8月中旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏豚+魚介/白湯
[味] 醤油
[麺] 中太麺(150g強位)
[トッピング] チャーシュー、メンマ、海苔、葱、玉ねぎ、味玉
[卓上] ブラックペッパー、一味、酢



昨年7月のオープン当日に伺って以来2回目。
この間納得いくスープと麺作りのために、短~長期休業を繰り返していて、私的には通りかかって営業してる率が5割強ほどのイメージだった。
雨のお盆初日12時着で中待ち1名。



未食のラーメンの食券を買い、5分ほどで仕切り付きのカウンター席へ。


出来上がりまでの間に感じたのは、店主さんの目に光があり、快活な声が良く出ていること。
バッタバタのオープン日以来だから当然だけど、それだけでなく、何か吹っ切れた前向きな男のオーラが出ていて、凄く期待が高まる待ち時間だった。
やがてご対麺。



■ スープ
ドロッと超濃厚な豚鶏魚介スープ。
オープン当初のつけ汁より明らかに濃度を増していて、西浦和時代の高粘度味噌に迫る勢い。
魚介感もカエシ醤油感もド濃厚動物出汁に埋もれず、味わいバランスや輪郭がラストまでボヤけないのは素晴らしい。
試行錯誤の上、結局ここに立ち帰ったのかなという感じがする。
魚粉のザラツキが残るワイルド仕立てで、気になる方がいるかも知れないが、個人的にはそれぐらいの方がインパクトがあって好み。



■ 麺
自家製の中太ストレート麺。
密度高そうなハリとコシを感じる茹で加減で、以前のつけ麺よりモッチリ感が増した。
トッピングの葱や玉ねぎがスープと一体化して麺に絡むが、それを確り受け止める食感と風味。
中々秀逸なバランスで美味しい。


■ トッピング
チャーシューは肩ロース低温調理の薄切りが大小2枚。
オープン当初はバラロール煮豚だったけど、こちらも西浦和時代のスタイルに戻したようだ。
ほど良いレア加減で美味しいけど、あの煮豚も捨てがたかった。



サクコリッと食感が冴える太メンマ、薄甘味が染みた味玉。たっぷりの薬味類。
いずれも存在感があってナイスな布陣だと思う。


■ 感想など
超濃厚ながら丼内のバランス秀逸な豚魚ラーメン。
移転オープン当初は、新味・新スープで勝負の割りには余り個性が感じられず案じていましたが、当店らしさが前面に出て来てたのは、食べ手からすると喜ばしい。
特に松戸では、この個性は重要だと思います。
味噌の復活も期待しちゃいますね。

ご馳走様でした。