塩生姜らー麺専門店 MANNISH 浅草店
台東区(浅草、田原町)
【メニュー】限定⭐️冷たい塩生姜油そば
【価格】1000円
[訪問時期] 2021年6月中旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[タレ] 鶏生姜塩ダレ
[麺] 中細麺(180g位)
[トッピング] 鶏チャーシュー、フライドオニオン、鰹ジュレ、江戸菜、紫玉ねぎ
[その他] 鶏生姜スープ付き
[卓上] ブラックペッパー、一味、生姜酢
早めのランチ@浅草で此方に初訪問。
浅草通りから一本入った閑静な道筋に、「麺駒」の看板のまま営業を続けている。
11時の開店間もなくで、前後共にゼロ。
もぐらちゃんが異動後はもう「やっぴー!」的な発信もないし、ちょっと寂しいけど、昼近くになるとまた違うのだろう。
以前、本店で食べて気に入った表題メニューをいただくことにした。
静かな店内でワンオペの店長さんが黙々と調理を始める。
やがて、冷え冷え丼に入った油そばと熱々のスープが相次いで登場。
■ 冷たい塩生姜油そば
仕様は以前の本店と変わらないようだ。
麺はハリとコシに満ちた中細ストレート。
塩ダレは鶏清湯に生姜をほんのり効かせ、油がやや多めなのか、微トロで麺に確り絡み付く。
麺もタレもキンキンの冷え具合ではなく、最初は旨味を感じられるように、敢えて温めに作ってある。
ひと口目から旨いですよ。
底に潜んだ出汁氷が溶けるにつれて冷えていき、麺の食感と味わいもイケメン調に冴えてくる。
その出汁氷は2つ。
お店の案内では出汁氷とスープ氷らしく、片方は氷というよりプルッとグミっぽい。
全体を冷やしながら、タレを薄めないどころか鶏生姜風味が増していくようで、これは優れたアイテムだと感心する。
トッピングは上記のラインナップ。
序盤に塩生姜ダレだけの味を楽しんだ後は、全体を良く混ぜて食べる。
鰹出汁を凝縮させたジュレが麺に絡み、タレとの化学反応で、味わいは深みある鶏魚介生姜に一変。
これもナイスアイデアだよね。
グニュッと軟らか基調の食感に、フラオニと紫玉ねぎのパリシャリッとしたアクセントも効いている。
軟らかく旨味満載の鶏モモ肉チャーシュー、ピリッとしてビターな江戸菜。
盤石の面子だよね。
■ スープ
冷え冷えの麺でクールダウンしたタイミングで、まだ十分熱いスープにご登場いただく。
鶏ベースに生姜がビシッと効いた、デフォルトに近い塩清湯。
冷やしのタレは生姜感が弱めだったので、これぞマニッシュなアイテム。
後半は冷たい麺とスープを交互に繰り返す。
ラストは初めてスープ割りを試してみた。
残ったタレにスープをドバッと投下すると、程よい温さになって、鶏、鰹、生姜が渾然と絡み合う。
これは絶対オススメの締め。
■ 感想など
塩生姜をフィーチャーした、当店ならではの冷やし油そばを堪能。
2種の出汁氷、鰹ジュレ、別添えスープといったギミックで作り出す展開は正にオンリーワンで、分かっていてもまた引き込まれた。
個人的には、完全に夏の風物詩に定着かな。
ご馳走様でした。