ぶたとにぼし @船橋市 〜「らーめん(ニンニク)+味玉」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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ぶたとにぼし
船橋市(東海神)


【メニュー】らーめん(ニンニク)+味玉
【価格】850円+120

[訪問時期] 2021年6月中旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 豚+煮干/清湯
[味] 醤油
[麺] 手もみ太麺(160g位)
[トッピング] チャーシュー、メンマ、バラ海苔、刻み玉ねぎ、味玉
[卓上] なし



「とものもと」日曜夜と月曜昼だけ掛ける新しい暖簾。
限定やお土産で提供していた「豚煮干しらーめん」ソロメニューでのスタートだが、いずれ他メニューも拡充していくとのこと。
悪天候の月曜日、開店直前に覗いてみたら10名程度で、一順目に入ることができた。



食券を買って奥様に渡し、ニンニク有りでお願い。
久しぶりだしマスクだし、気配を殺して壁に向いたテーブル席に座ると、「普通にスルーしちゃうところでしたよー」と奥様がお冷やを持ってきてくれた。



厨房内では市原店主はじめ3名がそれぞれの持ち場でフル回転し、ホールは奥様が伸び伸びとパワー全開で接客。
相変わらず明るくて雰囲気の良いお店だねー
15分ほどでご対麺。



■ スープ
端っこにパラッとかけられたニンニクが拡散しないよう、まずは静かに逆サイドのスープから。
強めな醤油に背脂と相まったまったり豚感、じんわり湧き上がるような煮干の旨味。
括ってしまえば燕三条系なんだろうけど、素材の上質感とその調和を重視しながら、ガシッと骨太に仕上げたハイスペックな背脂煮干で、流石かなり引きが強い。
徐々にニンニク風味が絡み始めると、その分ニボ感がやや奥に引っ込み、あのジャンクな感覚に染まっていく。
もっとニンニクが多めなら、優しめな醤二郎っぽく豹変しそうだね。
でもそこまでせずに、ニボ感とニンニクのシーソーゲームを楽しむのが、このスープの真髄かな。



■ 麺
ボコピロ縮れの自家製太麺。
厨房に背を向けていたので現認はしてませんが、相当入念な手もみで圧延されているはず。
歯を押し返すような弾力と、ムチッとしながらこぼれ出る小麦風味にもう虜になりそう。
煮干ともニンニクとも相性良く、かなり気に入った。



■ トッピング
大ぶりなチャーシューの存在感がハンパない。
ローストかな?
脂身率適度なホロヤワ食感に、薄甘ジョッパなタレの染み込みもジャストで、特にニンニク混ざり後のスープには絶対的にマッチする。



バラ海苔と玉ねぎは背脂煮干には鉄板だけど、ニンニクとの組み合わせも不思議な新感覚だった。
当店の味玉は若干熟れ気味で、卵黄の甘旨味が一番伝わる頃合いだと思う。


■ 感想など
ハイスペックな背脂煮干に「ニンニク入れますか?」な一杯。
食べ終えてみれば、豚骨醤油ベースに煮干とニンニク、バラ海苔風味の掛け合いがかなり面白かったです。
ニンニクや背脂を増したら更に振れ幅が大きくなりそうですが、Sぴおさんが仰る通り、ニンニクは別添えで自由に使えるようにすればベストでしょうか。
とにかく麺がメッチャ旨いので、いろんなバリエーションが楽しめると思うし、今後登場するつけ麺や油そばも非常に気になりますね。
市原さん、みーちゃん、心入れ替えてまた早めに伺います(笑)

㊗️ニュー暖簾㊗️
ご馳走様でした。