ふる川 @水戸市 〜「塩らーめん」

ふる川
水戸市

《ラーメンデータベースへ》

ふる川 | ラーメンデータベース

【メニュー】塩らーめん

【価格】870円

[訪問時期] 2021年3月上旬（平日） 朝
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏＋魚貝/清湯
[味] 塩
[麺] 中細麺（140g）
[トッピング] チャーシュー2種、メンマ、海苔、葱
[卓上] ブラックペッパー、ホワイトペッパー、出汁醤油、ラー油、酢、一味

水戸での所用の前に、移転後初訪問の「ふる川」さんで朝ラー。
旧店舗でGさん、Pさんとご一緒したのはもう7年前。。。確かGさんとはその時が初対面だったような。

9時半過ぎで先客4名、この時間なのにその後も客足が途切れない。

豊富なメニューから、あっさり系の塩を選択した。

店主さんも居らしたが、調理は女性スタッフに任せていて、その作業に淀みは無い。
着席から3分もかからずにご対麺。

■ スープ
冒頭にフワッと貝系の香り。
鶏主体の動物系に、ムール貝、帆立、海老、節系などをバランス良く配したあっさり清湯。
多様な素材が複雑に絡み合いながら、どれも突出した主張はせず、混然と調和したまま寄せて来る。
強いて言えば、余韻にムール貝らしき独特な風味がジンと響く感じ。
塩気は穏やか、円やか。
徐々に出汁感が増幅していく展開にグッと引き込まれ、レンゲを持つ手が加速する。

■ 麺
自家製のやや細めなストレート。
加水を若干抑えてあり、前半はサクプツッとした歯応えと歯切れが軽快、後半はややモッチリしながらスープに馴染んでいく。
スープと麺が拮抗しながら、互いの良さを引き出しているようなバランスも見事。
麺量は140gで、大盛180gも同額だが、ボタンが別になっているので要注意。

■ トッピング
チャーシューは豚肩ロースとバラ肉の2種類。
肩ロースは以前と変わらず、炭焼きの後にローストしてあるようで、香ばしく旨味たっぷり。
煮込んだバラ肉は、ジューシーで赤身と脂身のバランス良い。

サクシャキ食感のメンマには和出汁が染みている。

■ 感想など
7年前のオープン間もなく、強烈という貝出汁に期待して行ったものですが、その時点で既にバランスタイプに移行していたようで、美味しいながらも少しだけ残念だった記憶があります。
今回も自然とバランスという言葉が多くなったように、出汁素材、出汁と塩ダレ、スープと麺と、随所にバランスの良さが光る一杯でした。
次回は濃厚系もいただいてみたいですね。

ご馳走様でした。