カニトン 東神奈川店 @横浜市神奈川区 〜「カニトン+うずら味玉」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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カニトン 東神奈川店
横浜市神奈川区(東神奈川)

 
【メニュー】カニトン+うずら味玉
【価格】950円+100

[訪問時期] 2021年2月上旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 豚骨+蟹/白湯
[味] 醬油
[麺] 中細麺(140g位)
[トッピング] チャーシュー、葱、うずら味玉



週一の貴重な横浜案件を済ませ、「丿貫」プロデュースによる「とらきち家」の新店へ。
10時半でポール、程なく「もう少しお待ち下さい」と声掛けに出て来てくれたのは「とらきち家」の大将か。


10時45分、嬉しい早開け時点では4名だったが、直ぐに満席、外待ちが発生する。
 


麺メニューは境港産の紅ズワイガニを使った「カニトン」と、追加の和え玉オンリー。
「丿貫」が鳥取県米子市に「米子さっかどう」をオープンさせてから2年半。
その後「横浜家系ラーメン伯耆家」、「米子丿貫」と既に三店を構え、「伯耆家」は「とらきち家」監修という。
昨年は横浜でも何度かコラボしていて、確か「蟹豚」とかのメニューも有ったような。。。
そんな両店の親交、境港産の蟹の仕入れルートを考えれば、今回の新店とメニューがその延長線上にあること明白。
どんな一杯なのか予想もつくのだが、まあいただいてみることにしよう。



■ スープ
濃縮された紅ズワイの旨味、気高い甘味が、重厚な豚骨とデッドヒートの絡み合い。
両者が交互に主張し、ある時は調和して迫る。
厚く張られたも、豚と蟹が融和してるのかな。
オイリーな割りには重たさはなく、このマイルドな油がキーポイントになっているようだ。


因みにこのスープの仕様は予想通り。
以前「丿貫」の佐藤さんが手掛けたマッドクラブを、今は上野の某店が受け継いでメニュー化しているが、それを紅ズワイに転換した感じだ。
蟹と豚骨の意外な相性の良さを再認識する。



■ 麺
加水を抑えたパツポキ食感の中細ストレート。
「丿貫」が多用する麺に良く似ているが、やや太めな印象。
濃厚濃密なスープを跳ね返すぐらいの存在感があり、はまり役の相性と言える。 




■ トッピング
デフォトッピングは、シンプルにチャーシューと葱のみ。
チャーシューは巨大な豚肩ロースの薄切りが2枚で、その軟らかさとスモーキーな味わいが見事。
肉とカット方法は「丿貫」、燻製は「とらきち家」と、ここにも両店のコラボが窺える。



味が良く染みたうずら味玉は、「丿貫」仕様だね。


■ 感想など
スープ、麺、トッピング各々に、関係する両店の強みが色濃く出た一杯。
プロデュースと言うより、コラボと言った方がしっくり来る。
個人的には既視感があり、目を見張るようなインプレッションはなかったが、多くの方にはかなり新鮮に受け止められるだろう。
佐藤さんのビジネスセンスには感心する。

㊗️オープン㊗️
ご馳走様でした。