N. K. GUNNERS 大門浜松町店 @港区 〜「青森県産ニンニクの汐そば(並)」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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Noodles Kitchen GUNNERS 大門浜松町店
港区(大門、浜松町)

 
【メニュー】青森県産ニンニクの汐そば(並)
【価格】830円(ニンニク分30円含む)

[訪問時期] 2020年11月中旬(平) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+魚貝/清湯
[味] 塩
[麺] 細麺(150g位)
[トッピング] チャーシュー、鶏チャーシュー、穂先メンマ、海藻ビーズ、葱、紫玉ねぎ、(別)ニンニク
[卓上] ミル挽きクペッパー、青山椒、すだち酢、粉チーズ、



外出ついでのランチで、新丸子の「GUNNERS」さんの2号新店へ。
12時半過ぎ、正に暖簾を潜っている先客でちょうど満席となり、10分弱待って着席。
 

本店同様に店内外は赤と白のアーセナルカラーに拘り、店外には「貝だし汐そば」の紅白幟まで立てている。



券売機を見ると、本店でもウリの「汐そば」に,ニンニクもしくはトマトでアレンジを加えたようなメニューがある。
貝出汁感を損なうリスクもあるが、面白い!と表題のニンニクに即決した。
カウンターには仕切り板と消毒用アルコールを設置。



暫しの後に、受け皿に載ったラーメンと低臭ニンニクの容器が登場。



■ スープ
ベースはアサリ主体の貝出汁を鶏が分厚く支える清湯塩。
そこにニンニクを濃縮した、爽やかなバジルか大葉?混じりのオイルが、厚めに張られているようだ。
例えるなら、潮感たっぷりのボンゴレスパの汁に鶏や魚介を加え、分厚いラーメンスープとして蘇生させたような強烈な旨味。
分かりやすいけど止まらないヤツだ。



途中、添えられた刻みニンニクを溶くと、和伊クロスオーバー的な引きが一層強くなる。
ならばと終盤、卓上の粉チーズを投下すれば、これがあの「ドゥエ イタリアン」のフロマージュを凌ぐ勢いの相性で、完飲を我慢できなかった。




■ 麺
麺は三河屋製という細めなストレート。
滑らかしなやかな口当たりに、サクッと軽快な歯応えやモッチリ感が絡んでくる。
繊細なようで結構存在感があり、潮ニンニクスープとバランスが取れていた。



■ トッピング
チャーシューは豚肩ロースと鶏ムネ肉の低温調理。
スープと麺に熱中しすぎてやや食べ頃を逸したのか、豚はやや硬めになってしまったが、鶏はふっくら感が残って良かった。


その鶏チャー上に彩られた粒々は、噛むとイクラのようにプチンと弾けるが、味には全く癖を感じない。
北さんのレポで海藻ビーズだと分かったが、調べたら、海藻から抽出したアルギン酸から作られた低カロリー食材とのことだった。


重ねてになるが、刻み低臭ニンニクはもちろん、粉チーズは目鱗的に抜群の相性なので、ぜひお試しいただきたい。



■ 感想など
本店でも定評のメニューの貝や鶏出汁感を損なうことなく、ニンニクでイタリアンに振った絶妙アレンジなスープ。
有りそうでお目にかかったことがないタイプで、序盤からレンゲが止まらなかったが、ラストの粉チーズ味変で止めを刺された。
パスタ屋さんで、ボンゴレの汁を飲みたいけど恥ずかしいから止めた経験のある方には、ぜひ一度ご賞味いただきたい(笑)
チャーシューが良い状態なら大台だったろうか。

㊗️オープン㊗️
ご馳走様でした。