麺屋 龍壽 @浜松市東区 〜「特製芳醇中華そば 塩」 | としくんの「ぶらぶラーメン日記」

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屋 龍壽
浜松市東区

 
【メニュー】特製芳醇中華そば 塩
【価格】1100円(特製200円含む)

[訪問時期] 2020年10月中旬(平日) 昼
[注文方法] 券売機にて
[スープ] 鶏+魚貝/清湯
[味] 塩
[麺] 中細麺(140g位)
[トッピング] チャーシュー、鶏チャーシュー、鴨スモーク、味玉、エリンギ、小松菜、葱



以前からほど近い場所に移転再オープンした「龍壽」さんへ。
10時20分、ナビを頼りに真新しく立派な店舗に着くと、既に20名ほどの待ち列が出来ていてビックリ。


定刻10分前に早開けとなった時分には、シャッターズは30名を超え、広い駐車場もとっくに満車で待ちが出来ていた。


一順目プラス店内待ちの15名ほどが店内に消え、暫し外待ち椅子で待機すると、やがて食券購入の案内があり、そのまま中待ちへと昇格。



案内板に「ラーメンのみ撮影可能」と書いてあったが、奥様に聞くと、券売機はOKとのことだった。
昼営業の麺メニューは、塩・醤油の「芳醇中華そば」とそのトッピングバリエーションに加え、限定15食の「ごまあつ」。
塩、醤油共に前店で食べているが、4年も前のことなので、特製塩をチョイスした。



ほどなく店主さんの真ん前の席に通されると、ロット5杯の荒業展開中(笑)
開店からご対麺まで30分、なるほど、回転が速いわけだ。



■ スープ
ポルチーニらしきノーブルな香りがふわり。
ブワッと先行する鶏感の奥底から、貝出汁の旨味が沸き起こってくる。
鶏を主役に据えながらも、随所に丹念に封じ込めた貝出汁が序盤はじんわりと絡み、温度低下に伴って存在感を高める展開は、以前と大きくは変わっていない感じだ。
塩気が少し穏やかになっただろうか。
突き抜けるような旨味とキレから、若干上品寄りにシフトチェンジしているような気がした。



■ 麺
自家製の細ストレート。
やや平打ち気味なこともあって、イメージより細めに感じた。
しなやか基調なだけに、サクプツ弾けるように軽快な食感が、より一層際立っている。
ロット5杯作りを感じさせず、香り味わいも上々。
素晴らしい。
 


■ トッピング
チャーシュー、鶏チャーシュー、鴨スモーク、味玉、エリンギ、小松菜、葱。
豚肩ロースと鶏ムネ肉のチャーシューはどちらも低温調理で、豚には醤油味が上品に染み、鶏はブラペがほんのり刺激する。
どちらも旨味が巧みに引き出され、相変わらず美味しい。


味玉には何かスペシャルな味が染みていて、焼きエリンギが徐々にスープに落とす香ばしさも見逃せない。




一方、特製で追加になった鴨スモークは、味付け濃いめでちょっとチープに映ってしまうかな。


■ 感想など
特製仕様など若干の修正はあるものの、大枠は以前と変わらぬ絶品。
素晴らしい店だねと言うと、「借金いっぱいしましたから」とでづやん。
心なしかあの屈託ない笑顔が消えているのが気になったが、奥様の明るい接客がそれを補っている。
店を出ると外待ち推定40名超。。。これじゃ笑う余裕も無いかな。
健康にはくれぐれもご留意いただきたい。